4月中旬から、新作の存在を匂わせるパズルピースの公開を続けていたイタリアのデベロッパ“Ovosonico”が、本日最後のピースの公開に併せて新作アドベンチャー「Last Day of June」を発表。なんとPorcupine Treeのスティーヴン・ウィルソンを起用し、2013年のソロアルバム“The Raven that Refused to Sing”に収録された“Drive Home”に強くインスパイアされた愛と喪失の物語を描く独創的なアドベンチャーの開発を進めていることが明らかになりました。
“Last Day of June”は、愛する女性Juneを交通事故で失った画家Carlの喪失を軸に、彼が彼女の過去と思い出を描いた絵を通じて、プレイヤーがJuneの死を避けるために2人の運命に介入するというパズル要素を持つ作品で、OvosonicoのCEO Massimo Guarini氏と前述した天才スティーヴン・ウィルソン、さらに件の“Drive Home”とその流れを組む“Routine”、メタリカの“Here Comes Revenge”のPVを手掛けたアーティスト、ジェス・コープが開発を率いる、文字通り大変なコラボレーションプロジェクトとなっています。
既に日本語対応も決定している“Last Day of June”ですが、まずはスティーヴン・ウィルソンの楽曲を起用したエモーショナルなティザートレーラーをご確認下さい。
■ “Last Day of June”の商品概要
- パブリッシャー:505 Games
- デベロッパ:Ovosonico
- カテゴリ:物語に駆動されるエモーショナルなアドベンチャー
- 発売:2017年予定
- 対応プラットフォーム:PS4(PSN)、PC Steam
- 対応言語:英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、日本語、韓国語
- レーティング:未定
- 価格:未定
今のところ、“Last Day of June”のシステム的な詳細は不明ながら、Ovosonicoは本作が(Carlとプレイヤーの)共感を通じて得られる経験を描く一方で、失った彼女の死を回避する運命への介入と過去の改編が新たなジレンマを伴う重大な出来事や新しい機会の可能性を生じさせるインタラクティブなストーリーテリングを提示すると伝えており、スティーヴン・ウィルソンがこれまでに描いてきた喪失にまつわる楽曲達を鑑みるに、本作が単純に彼女の死を回避するだけの作品でないことは明白だと言えます。“むらさきべいびー”で独創的な世界を生んだOvosonicoが、どんな物語を用意しているのか、今後の続報に大きな期待が掛かるところです。
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