idの開発者が「Wolfenstein II: The New Colossus」の描画技術に関する興味深いディテールを報告

2017年11月3日 19:30 by katakori
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「Wolfenstein II: The New Colossus」

先日、待望の海外ローンチを果たし、非常に高い評価を獲得したMachine Gamesの人気シリーズ最新作「Wolfenstein II: The New Colossus」ですが、新たに本作の開発に参加したidのリードレンダラプログラマTiago Sousa氏がTwitterを通じて、本作の描画に関する技術的なディテールを明らかにしました。

元CrytekのTiago Sousa氏は、新生“DOOM”のリードレンダラプログラマを務めた人物でもあり、今回の報告は“Wolfenstein II: The New Colossus”のみならず、id Tech 6の優れたポテンシャルが確認できる興味深い内容となっています。

  • “Wolfenstein II: The New Colossus”の1フレームあたりのドローコールは3万を超え、フレームあたりのポリゴン数は600万強に達する。また、1秒間あたりの換算ではおよそ5億ポリゴン/200万ドローコールに達している。
  • “Wolfenstein II: The New Colossus”に登場するフォグは、全てがボリューメトリック且つユニファイドなもので、さらに水面のコースティクスや水面下の光散乱を含む全ての光源と影、間接光がこれに影響を与える。
  • ゲーム内の水面は、GPUを用いないリアルタイムのテッセレーションを行っている。さらに、コースティクスは動的に生成され前述の水面に反映される。
  • 一方で水面のジオメトリ生成にはGPUの非同期コンピュートを利用している。
  • 氏は、現行のビデオゲームに改善の余地が多く残されていると語っており、市場に存在する99%のゲームは(最適化すれば)何れも2倍近いパフォーマンスで動作させられるだろうと説明している。
参考:Digital Foundryが公開した“Wolfenstein II: The New Colossus”の検証映像
コンソール向けに上掲した描画を60fpsで実現する“id Tech 6”のパワーには驚くほかない

情報元:DSOGaming

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