後期“Far Cry”シリーズの開発を率いるお馴染みDan Hay氏が、BAFTAの開発者講義に登壇し、Child of LightやValiant Hearts的な愛らしい小規模プロジェクト「Yarn」の構想を披露し話題となっています。
製品化が決定していないコンセプト段階の“Yarn”は、とある未来の惑星で両親と平和に暮らしていた少女が、ある事件をきっかけにお気に入りのテディベアと離れ離れになってしまった状況を軸に描く作品で、惑星に残されたテディベアを地中で発見した好奇心の強いクリーチャー“Razagaboo”が、初めて目にするテディベアを通じてこれまで知るよしもなかった文明の教育や文化、エンジニアリングに関する考えを理解し、暗い地中から光を求める旅に出て、未知の危険や敵と対峙しながら、少女の手にテディベアを返すべく地表を目指す物語を思索しているとのこと。
さらにDan Hay氏は“Yarn”が、幼い頃の自身とテディベアの思い出を通じて、ギリシャ神話の神プロメーテウスの物語を語り直す作品だと説明しており、ゼウスとプロメーテウス、そして人類にまつわる“火”のモチーフをテディベアに置きかえたと明らかにしています。
非常に興味深いテーマを扱う“Yarn”ですが、Serge Meirinho氏のアートワークも印象深いこのプロジェクトが本格的な始動を果たすか、今後の動向に期待が掛かるところです。
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