先日、都市の労働力を肩代わりする多脚機械Automatonsのディテールと映像をご紹介した11 bit studiosのエクストリームな都市運営サバイバルシム「Frostpunk」ですが、新たに11 bit studiosが最新の開発アップデートを更新し、予てからプレミアムインディーと謳ってきた本作の価格が29.99ドル/29.99ユーロに決定したことが明らかになりました。
さらに、都市運用がある程度安定した段階でプレイヤーに不可逆な選択を迫る本作のエンドゲーム要素がアナウンスされ、選択肢の一つである“Path of Order”(秩序と安全を目指す)の概要と専用のスキルツリーを紹介する開発映像に加え、This War of Mineに続いてJakub Kowalczyk氏が担当した“Frostpunk”のボックスアートが登場しています。
近隣の監視システムや市民軍によって組織された衛兵の詰所、衛兵によるパトロールなど、“Order”ツリーの建築物やアクションに加え、メリットばかりではない選択の難しさが確認できる最新映像は以下からご確認下さい。
■ 再掲:“Frostpunk”のディテール
- “Frostpunk”はPC向けのシングルプレイヤー作品で、2018年初頭に発売予定。開発はThis War of Mineを生んだポーランドの“11 bit studios”。“Frostpunk”の開発規模は、僅か12名だったThis War of Mineに対して60名規模にまで拡大している。
- “Frostpunk”は、極限状態におかれた人々に何ができるか、社会がいかに存続しどんな変化を見せるかといった問いに着目するサバイバル作品で、プレイヤーは蒸気を動力とする人類最後の都市を統べるリーダーとなり、都市と人類を存続させるべく社会を監視しつつ、資源を管理し、曖昧で困難な決定を下さなければならない。例えば、極限状態においては、モラルが生存を妨げる場合があり、ここには人間性と引き替えに強さを得て存続することが何を残すか、或いは文化とは何かといった議論が生じる。シニアライターのPawel Miechowski氏によると、11 bit studiosは“Frostpunk”のジャンルを社会サバイバルと呼び始めているとのこと。
- “Frostpunk”のサバイバルは、都市建築シムがベースとなっており、プレイヤーは周辺の氷を利用し動力となる蒸気を供給する都市の建築と拡張を図る。プレイヤーが構築可能な都市の一例がCGIトレーラーの最後に確認できる。
- “Frostpunk”は都市建築シム要素を持つが、都市に犯罪の問題が生じる場合に警察署を幾つか建築することで解決するような所謂SimCity的なアプローチは存在せず、何らかの犠牲を伴うような重大な結果をもたらす決断と取引を特色とする。11 bit studiosによると、プレイヤーが単純なタスクに直面するようなゲームは望んでいないとのこと。
- 11 bit studiosは、“Frostpunk”がプレイヤーの精神を引き裂くモラル選択をもたらすと説明しており、極限状態におけるサバイバル、アマゾンの探検や深い山中に墜落した飛行機事故の生存者達などを参考に挙げ、冷酷なサバイバルを描くことに尻込みはしないと強調している。
- “Frostpunk”のプレイ環境は都市の境界に制限されず、プレイヤーは新しいエリアを調査し、資源を発見するために未開の荒野へ調査グループを派遣することができる。
- コンソール版の対応も未決定ながら検討中。
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