本日、昨年8月に発表された“Dota 2”ベースの新作カードゲーム“Artifact – The Dota Card Game”の続報が解禁され話題となっていますが、昨日ベルビューの“Valve”オフィスで行われた本作のプレゼンテーションにおいて、Gabe Newell氏が“Artifact”以降に控える取り組みに触れ、いよいよ“Valve”がビデオゲーム開発に本格的な復帰を果たすことが明らかになりました。
過去数年に渡って続いたSteamとハードウェア向けの注力が“将来に向けた投資”だったと語ったゲイブは、来る“Artifact”が今後登場するビデオゲームの第1弾だと語り、Valveが再びビデオゲームをリリースしはじめるだろうと明言。タイトルのラインアップや詳細は不明ながら、既に水面下で複数のタイトル開発が進行中であることを伝えています。
ここ数年の投資が無駄ではないと語るゲイブは、予てから任天堂のような会社を僅かながら妬む気持ちがあったと述べ、宮本さんがゼルダやマリオの次回作に思いを巡らせる際、同時にコントローラーやグラフィックス、その他の技術を包括的に考慮し、ソフトウェアとハードウェアの両方を一度に指揮することで(ソフトウェアのためにハードウェアを良いものにする)モーション入力といった機能の導入を実現可能にしていると説明。これが妬ましさの要因であり、Valveが次に取り組むべきアドバンテージとして見据えているものだと明らかにしています。
幾つかのコラボレーションや実験的なThe Labを除けば、本格的な新作は実に2013年の“Dota 2”以来となるValveですが、一体どんなタイトルの開発が水面下で進められているのか、世界中のファンが首を長くして待つあれやそれの何たらが現実のものとなるか、“Artifact”以降の取り組みに改めて大きな注目が集まるところです。
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