正気度の視覚的な描写や戦闘システムを含む“クトゥルフ”オープンワールドホラー「The Sinking City」の新たなQ&A映像が公開

2018年5月4日 2:12 by katakori
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「The Sinking City」

先日、初のQ&A映像が公開され、対応プラットフォームが明らかになったFrogwaresファン待望の“クトゥルフ”オープンワールドホラー「The Sinking City」ですが、新たにFrogwaresが第2弾のQ&A映像を公開。今回は正気度のビジュアル的な表現や戦闘システム、カメラオプションにスポットを当てる内容となっています。

銃を用いた戦闘も確認できる第2弾のQ&A映像
  • プレイヤーが超自然的な現象や怪物を目の当たりにした際に生じる正気度の減少や精神異常に関するシステムとビジュアルエフェクトが存在する。今回の映像にはSAN値が減少した際の非現実的な視界の変化が見られるが、システムや効果については現在も議論が進められており、製品版はアルファビルドに比べ大きく変化する可能性がある。
  • 本作における戦闘の大部分は、回避するか、もしくは隠れることで対処可能ながら、必要であればプレイヤーが自らを守るれるよう複数の武器が用意されている。銃器はハンドガンやリボルバー、ショットガン、ライフルといったバリエーションが存在するが、入手できる銃弾は多くなく、使用の決定はプレイヤーに委ねられる。
  • 三人称視点のカメラについて、キャラクターの配置を左右で変更可能なオプションが用意される予定で、現在様々な調整と検討が進められている。

“Sinking City”はラヴクラフトの作品世界とクトゥルフをテーマに描くオープンワールドの探索/調査ゲームで、超自然的な現象により広範囲な洪水の被害に苦しむ1920年代のニューイングランドを舞台に、主人公である私立探偵が町の調査と超常現象の原因究明に臨む物語を描く作品となっています。

■ 再掲:先日公開されたハンズオンプレビューのディテール

  • 近年、The Darkest DungeonやSunless Sea、Call of Cthulhuなど、ラヴクラフト世界のLoreをストーリーや世界設定の起点として用いる作品が増え、ビデオゲーム分野における復権を果たしているが、Game Informerによると、“The Sinking City”は全てのラヴクラフト作品をカノンとして用い1つの作品に統合しているように感じられたとのこと。
  • 舞台となる1920年代の“Oakmont”は、ゲームの開始時点から半年前に突然の洪水で氾濫し、不吉なモノリスが水域から浮上した。Oakmontの住人達は都市を去らず、水没した都市に残り暮らしているだけでなく、都市に引き寄せられた来訪者も存在している。
  • 主人公は私立探偵“Reed”、舞台となる都市“Oakmont”は、7つの地域に分割され、いつでも自由に各地区を訪れることができる。都市部の多くが水没しており、移動時にボートを必要とする場合がある。
  • ゲームはメインストーリーと短編小説スタイルのサイドクエストによって構成される。Frogwaresは、全ての経験をストーリーと探索によって駆動するよう望んでおり、お使いクエストでコンテンツを埋めるようなことはしないとのこと。ただし、オープンワールド環境の探索を通じて得られる収集物は用意されている。
  • GDCデモにてプレイ可能だったサイドクエストの1つとして、行方不明となった夫Harry Evansを探す女性の依頼が実装されていた。ダイアログ選択を通じて、夫がSalvation Harborと呼ばれる港湾地区に小屋を持っていたことが分かる。その後、会話の終了直前にモラル選択が導入されていた。ここでの選択は、報酬として彼女の婚約指輪を求めるか、もしくは無料で調査を行うかというもの。
  • “Oakmont”のバーには、人間と深きもののハイブリッドのように見える、つまりインスマウス顔のバーテンが存在していた。ReedはバーテンにHarry Evansを知っているか質問するが、バーテンは見慣れないReedが何者か尋ねてくる。プレイヤーはバーテンの質問をぞんざいに扱うこともできるが、丁寧に応じることもでき、ゲーム全体に渡って経験を決定付ける小さなモラル選択が用意されている。
  • Harryの小屋を訪れたプレイヤーは、屋内に血で描かれた不気味なシンボルと頭部が失われた死体を発見する。腐敗した死体を目の当たりにしたリードは正気と方向感覚を失いはじめる。さらに、Reedは壁に黒い穴のような幻覚を見始め、怪物が喉を鳴らす音を耳にする。Reedはピストルを抜き、屋内を綺麗にすることで正気を取り戻しはじめ、調査を継続することができた。
  • 本作には、Tom Clancy’s The DivisionのECHOに似た、その場で起こった“過去の出来事”を見る能力が存在する。Harryの小屋を調査することで過去の出来事が描かれ、誰かが首のない死体を小屋に運び込み、そして捨てたことが判明する。この調査を通じて、Evansの失踪に関する新聞記事と謎のシンボルを撮影した写真を手に入れる。
  • “Oakmont”には、市庁舎や警察署、図書館、魚市場、病院といった施設が存在する。Game Informerは先ほど入手したシンボルの出自を調べるために図書館を訪れ、これがダゴンの目を描いたものであること、そしてインスマウス達が崇拝するダゴン秘密教団の存在を知る。Frogwaresのスタッフによると、魚市場には多くのインスマウス達が存在するとのこと。
  • この助言に従い、Game Informerは新聞の切り抜きを調査するために新聞社を訪れる前に、魚市場を訪れることにした。ここで多くのインスマウス達に会い、行方不明となっていたHarryが地下室に身を隠していると伝えられる。
  • 儀式の場所へと繋がる階段を降りたところで、Game Informerはすぐにこの選択が間違いだったことを知る。振り返ったところでローブ姿の何者かに襲われデモは終了した。
  • Frogwaresによると、こういったプレイヤーの失敗をゲームオーバー画面へと導くことはせず、プレイヤーが自身の誤りを受け入れるような方向でゲームを進行させるとのこと。

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