先日放送された“PC Gaming Show”にて、Gregorios Kythreotis氏とDaniel Fineberg氏からなるイギリスのインディーユニットShedworksが予てから開発を進めていたプロジェクトのプレゼンテーションが実施され、正式タイトルが「Sable」に決定し、KingdomやGoNNERといった個性的な作品で知られる“Raw Fury”がパブリッシングを担当することが明らかになりました。
また、“Sable”初の美しいE3トレーラーがお披露目され、なんとJapanese Breakfast(※ Little Big Leagueのボーカルで、熱心なゲーマーでもあるMichelle Zaunerのソロプロジェクト、2016年のPsychopompと2017年のSoft Sounds from Another Planetで非常に高い評価を得た)が本作のアンビエントサウンドを含むコンポーザーを務めることが判明しています。(トレーラーの楽曲はSable向けに用意された新曲“Glider”)
“Sable”は、寂寞とした砂漠のオープンワールド環境を旅する少女と、古代のモニュメントや廃墟となった構造体、落下した宇宙船といった発見を通じて描かれる歴史の物語を描く探索ゲームで、PCとコンソール向けの新作として2019年に発売される予定となっています。
余談ながら、“Sable”の白眉であり最大の特徴でもある、ロットリングで描いたような均一な線で描画されるグラフィックノベル的な美しいビジュアルスタイルは、スタジオジブリ作品やバンドデシネにインスパイアされたもので、端的に言えばメビウスと宮崎駿の影響が大きく、両方のエッセンスというよりも、メビウスの“アルザック”や“エデナの世界”からある種のビザールさを排した上で、巨大な構造体や宇宙船にホドロフスキーの成分を残しつつ、元来親和性の高いナウシカでフィルタリングしたような、非常に興味深い文脈を持つ作品だと言えます。
「Sable」は、見事にレンダリングされたオープンワールドの砂漠を探検する中で展開される、新時代の発見の物語だ。 独りぼっちで若き異星Sableを旅して、古代の遺跡や荒廃した建造物、宇宙から墜落してきた船舶を探検しながらこの星の住人の歴史を知るとともに、世界におけるSableの位置づけを解明しよう。
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