先日、トラウマ・チームにスポットを当てるE3 2018 トレーラーツアーのエピソード12が公開された「サイバーパンク2077」ですが、新たにOXM誌9月号がCD Projekt RedのクエストデザイナーPatrick Mills氏のインタビューを掲載し、政治や社会的な問題を扱う“サイバーパンク2077”のアプローチについて言及し話題となっています。
Patrick Mills氏は、“サイバーパンク2077”が社会の頂点で大きな力を持つ人々と何も持たない底辺の人々を巡る作品だと語り、その力が金や社会的階級、技術、暴力によってもたらされると説明。続けて、オリジナル“Cyberpunk 2020”の設定は、“The Witcher”シリーズのストーリーと同じく、著者の作品世界そのものによる複雑な批評だったと述べ、そもそも広義のサイバーパンクが本質的に政治的なジャンルであること、同じく“Cyberpunk 2020”が本質的に政治的なフランチャイズであることを挙げ、CD Projekt Redがこれらをゲームで描くことに躊躇することはないと強調しました。
さらに、Patrick Mills氏はこういった姿勢がCD Projekt Redを他と一線を画する要素の1つでもあると語り、同スタジオにおける成人向けの表現とは、単にセックスとバイオレンスを指すものではないと説明。CD Projekt Redは露骨な描写から知性に訴えかける内容まで、プレイヤーに他面的な働きかけを行うと伝えています。
また、Patrick Mills氏は“サイバーパンク2077”が一人称視点を採用した件についても言及しており、一人称視点の採用により、キャラクターとプレイヤーが同一の存在のように感じられる一体感が得られると強調。“The Witcher”を例に挙げ、三人称視点で真上を見上げた際、没入感は得られず、カメラを動かしたように感じられる一方で、超高層ビルが並ぶ“サイバーパンク2077”の舞台ナイトシティで上を見上げた場合には、コンクリートジャングルの谷底から実際に街を仰ぎ見るように感じられ、これは一人称視点でのみ可能だと説明しています。
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