昨晩、突如Steam Early Access版の発売を告知するナンバリング最新作の映像が登場し話題となったRunning With Scissorsの人気シリーズ最新作「POSTAL 4: No Regerts」ですが、その後名作“ポスタル2”の真の続編となるナンバリング最新作が正式にアナウンスされ、事前情報通りSteam Early Access版の販売が開始されました。(なお、シリーズの中でもとりわけ酷かった3作目は無かったことになっている。3が駄作であることを公言していたRunning With Scissorsによると、3作目のゲームが存在することは知られていないとのこと)
(前作の騒動と反省を踏まえ)Running With Scissorsの内部チームが自ら開発を手掛ける“POSTAL 4: No Regerts”は、風刺的で常軌を逸したコメディ要素の強いオープンワールドFPSで、パラダイスの事件を生き延びたポスタル・デュードと愛犬Champが新しい我が家を探してアリゾナ砂漠をあてどもなく彷徨うなかで、地平線に新たな街“Edensin”を発見する新展開を描くほか、従来の作品と同じく月曜から金曜に掛けて進行する構成、多数のサイドクエストを用意したサンドボックス環境、Duke様役でお馴染みJon St. Johnを起用したポスタル・デュードの新たなボイスアクター、非殺傷系武器を用意したプレイスタイルの拡張、馴染み深い酷い武器の数々、ネコサイレンサーを含む多数のパワーアップ、トイレの作り込みや犬要素の拡張を含むインタラクションの強化といった要素を特色としています。
なお、本作のSteam Early Access版は、月曜の一部パートと最終的なオープンワールド環境のおよそ1/4程度を実装した“Janky Alpha State”と呼ばれるアルファビルドで、今後ミッションやマップのブラッシュアップを始め、新たな曜日の実装、AIの改善、パフォーマンスの最適化、外観アイテムの拡張、コントローラーサポート、Co-op対応といった実装や改善を予定しており、今後の暫定的な早期アクセスロードマップをまとめた公式Trelloが用意されています。
余談ながら、多くの未実装コンテンツを残すSteam Early Access版の発売は、Running With Scissorsによる完全自己資本の販売と開発を実現するための取り組みで、当初はパブリッシャーとの提携を含む資金調達の代案を模索し、多くのパブリッシャーが実際に関心を示したものの、販売を実現するためには幾つかのアイデアをあきらめる必要があったことから、提携の道を断念。開発チームの人員を拡充させるためにコミュニティと共に早期アクセスの道を歩むことが最善のアプローチだと判断したとのこと。(Kickstarterも同様に検討したものの、コミュニティにゲームを売り込むやり方はRunning With Scissorsのスタイルにそぐわないとの判断でこちらも断念)
また、早期アクセス入りに併せて10月22日までSteam Early Access版の10%オフキャンペーンが行われています。前述の事情を汲み、Running With Scissorsを応援したいお好きな方は早めに購入を済ませておいてはいかがでしょうか。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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