「DOOM Eternal」オリジナルサウンドトラックは一部の楽曲のみMick Gordon氏がミックスを担当、ファンが感じた違和感から興味深い事実が浮上

2020年4月21日 18:03 by katakori
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「DOOM Eternal」

昨日、「DOOM Eternal Collector’s Edition」購入者向けのダウンロード版配信が開始された傑作シューター「DOOM Eternal」のオリジナルサウンドトラックですが、待望のサントラ解禁を経て、多くの楽曲のミックスをコンポーザーであるMick Gordon氏が担当していないことが判明し話題となっています。

これは、オーディオ専門のBlogを運営するReace Niles氏が“DOOM Eternal”のサウンドトラックに違和感を感じたことから、DOOM Eternalの楽曲“BFG Division 2020”と前作DOOMの“BFG Division”を波形を比較したところ、ダイナミックレンジに大きな違いがあったことから浮上したもの。

左が新生DOOMの“BFG Division”、右がDOOM Eternalの“BFG Division 2020”
マキシマイズかスレッショルドに問題があったのかダイナミックレンジが棒状に切れている

この違いがどういった過程で生じたものか、今のところ詳細は不明ながら、DOOM Eternal版“BFG Division 2020”の波形は最終ミックス時のコンプレッションに(正解のないさじ加減の範囲ではなく)何らかの問題があったことを示しており、Reace Niles氏はこれが素晴らしい才能を持つオーディオエンジニアであるMick Gordon氏の仕事とは思えないと発言していますが、これに対してなんとMick Gordon氏本人が直接で回答。今回のミックスを自身が行っていないこと、自ら手掛けていれば、決してこのようなミックスをしないことを明言しています。

なお、“DOOM Eternal”オリジナルサウンドトラックには、Mick Gordon氏が自らミックスを手掛けた楽曲が僅かに存在しており、収録曲の“Meathook”と“Command and Control”が一先ずMick Gordon氏の手によるものとのこと。

また、今回の件についてPC Gamerの確認に応じたMick Gordon氏は、楽曲が自らの心血を注ぎ込んだ自分の全てであり、誇りを持っていると前置きした上で、状況の確認を進めているところだと説明していますが、一部コミュニティではMick Gordon氏が今回の件で、今後idと共に仕事ができるとは思えないと語っているとの噂も浮上しており、今後改めて発売されるであろうアナログサウンドトラックやCD向けの対応を含め、さらなる続報が待たれる状況となっています。

今回議論を呼んでいるミックスの違いは、分かりやすくいうと楽曲の表現力を左右するもので(今回の比較で言えば、マスターボリュームが細っていることはともかくとして、Mick Gordon氏が細心の調整でギリギリを攻めている2016年版BFG Divisionはメリハリがあり、最新のBFG Division 2020は個々の音のバランスが悪く全体的にやや平坦な印象になる)、ゲームのプレイ時や一部のサブスクリプション等で楽曲を聴く場合は(或いはサントラを単独で聴いたとしても)多くの購入者が気付かずに見過ごしてしまう可能性が高いものの、idとMick Gordon氏にとっては極めて重要なオーセンティックさの問題であり、不可分といって良い新生DOOMとMick Gordon氏の良好な関係が今後も維持されるか改めて注目が集まるところです。(※ 余談ながら、氏は別件でDOOM Eternalの一部楽曲について音楽的な知識を持たないマーケティング部門の誰かがトラックを繋ぎ合わせ、酷い仕上がりになってしまったと説明していた)

参考:新生DOOMを象徴する楽曲“BFG Division”
情報元及びイメージ:PC Gamer, VG247

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