Dragon Ageの成功を支えたMike Laidlaw氏がUbisoftで手掛けていたのはアーサー王伝説を描く大作RPG「Avalon」だった、ハラスメント関連の調査から興味深いディテールが浮上

2020年7月29日 1:48 by katakori
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「Ubisoft」

Black Lives Matterから派生した新たなMe Too運動により、スタジオ全体を揺るがす役員クラスの複数解雇や再編に加え、セクハラやパワハラ、差別問題に対する取り組みの強化が進められているUbisoftですが、予てからUbisoftのハラスメントとミソジニーなスタジオ文化に関する入念な調査を進めているJason Schreier氏が新たなレポートを公開し、かつてBioWareで“Dragon Age”シリーズの成功を支えた中心人物の1人Mike Laidlaw氏が“Ubisoft Quebec”で取り組んでいた未発表タイトルに関する興味深いディテールが明らかになりました。

Mike Laidlaw氏は、2017年10月のBioWare退社を経て、2018年12月に未発表新作の開発を率いるクリエイティブディレクターとして“Ubisoft Quebec”に参加したものの、2020年1月末に同社を退社しており、僅か1年強の在籍期間中に取り組んでいたプロジェクトの情報はこれまで一切報じられていませんでした。(参考:過去記事

Jason Schreier氏の報告によると、Mike Laidlaw氏が取り組んでいたタイトルはコードネーム「Avalon」と呼ばれるアーサー王テーマの大作RPGで、モンハン的なCo-opマルチプレイヤーを特色としており、開発は順調に進んでいたとのこと。

ただし、一連の告発の中でも特に被害報告が多かったクリエイティブ部門のトップSerge Hascoët氏(辞職済み)がファンタジージャンルと“Avalon”の設定を毛嫌いしており、氏が“トールキンよりも優れた”作品でなければならないと要求を突きつけ、ギリシャ神話やSci-Fiテーマに変更する試みも全て却下したことから“Avalon”の計画は失速し、最終的にキャンセルになったと報じられています。

なお、当のMike Laidlaw氏もこの件に言及しており、UbisoftのJeff Skalski氏と共に取り組んだ直属の“Avalon”チームが極めて優秀だったと発言。加えて、アーサー王文学の研究を通じて英語と文学の学位を取得した経歴を挙げるなど、Jason Schreier氏のレポートが事実であることを示唆しています。(なお、Mike Laidlaw氏はアーサー王文学について、ジェフリー・オブ・モンマスよりもトマス・マロリーに傾倒しているとのこと)

余談ながら、Mike Laidlaw氏は名作“Jade Empire”のライター兼リードストーリーデベロッパ、Mass Effectのライターとして活躍した後、初代“Dragon Age”と続編“Dragon Age II”のリードデザイナーを務めたベテランで、2009年以降は“Dragon Age”フランチャイズのクリエイティブディレクターとして、シリーズの成功を支えた要人として知られていました。

情報元及びイメージ:Eurogamer, Bloomberg

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