6年ぶりの復活を果たすナンバリングのシリーズ最新作として昨年8月にアナウンスされ、2021年3月の発売が迫る1C Entertainmentの期待作「King’s Bounty II」ですが、新たに1Cが本作の第5弾開発映像を公開。今回は主要な開発者達がファンの質問に答えるQ&Aで、幾つかの興味深いディテールが判明しています。
- 対応プラットフォームについて:“King’s Bounty II”は、PCとPS4、Xbox、Nintendo Switchで同時発売となる。Nintendo Switch版は他のプラットフォームと同一のコンテンツが用意される。
- ファンタジーの系統について:“King’s Bounty II”は、ハイファンタジー作品で、従来とは異なる大きな物語や複雑なテーマを扱っているが、血なまぐさいダークファンタジー要素は少ない。1Cは本作のジャンルを現実的なハイファンタジーと呼んでいる。
- 種族やモンスターについて:舞台となる世界“Antara”では、神々が複数の種族を生み出しており、人間やアンデット、ドラゴン、ドワーフ、トロールに加え、まだ明かせない幾つかの種族が存在する。各種族には、少なくとも2つの派閥が存在し、一部の種族には3種の派閥が設けられている。また、各派閥には固有のユニットと特定の戦闘スタイルが用意されている。また、本作には70種を超えるユニットが登場する。
- アーティファクトについて:ユニットはアーティファクトを装備できないが、主人公であるヒーローは装備可能。またヒーローが装備したアーティファクトはユニットに直接的な利益をもたらす。本作には膨大な種類のアーティファクトが用意されており、様々なプレイスタイルが実現できる。キャラクターのカスタマイズも可能で、ヘルメットやアミュレット、パンツなど、全ての装備品がヒーローの外観を変化させる。
- 個々のユニットの違いについて:個々のユニットはそれぞれに異なる特徴を持ち、衣装にもバリエーションが存在する。また、ユニットが経験を積むとランクが上昇し、ランクが上がる毎にビジュアルやステータスが変化する。
- 予備のユニットについて:全てのユニットを任意で予備の部隊にことができる。敵によって有効なアプローチやユニットの組み合わせが異なることから、必要と状況に応じて予備の部隊を入れ替え対応できる。
- 部隊の規模について:戦場に展開できる部隊は5つまで。“King’s Bounty II”のヒーローには、1部隊あたりの最大兵士数に影響する“リーダーシップ”スキルが存在する。また、(従来のシリーズとは異なり)1ヘックスあたりに配置可能なユニットの数には厳しい制限が設けられる。ドラゴンのような大型クリーチャーは1へックスあたり1体、槍兵などは1ヘックスに複数配置可能(この配置数はリーダーシップスキルによって変化 )。ウォードッグは、3匹からスタートするが、リーダーシップスキルを向上させ、様々なクエストをクリアすることで最終的に6匹の部隊が編成可能となる。
- 過去作との関係について:映画や小説、他のファンタジーゲームにまつわる多くのイースターエッグが用意されているほか、当然ながら過去作に対する言及も数多く用意されている。
- マルチプレイヤーについて:発売時にマルチプレイヤーを導入する計画はない。本作のRPGシステムを利用したマルチプレイヤーモードの開発は視野に入っていないが、他のプレイヤーと戦う独立したアリーナのような戦術モードであれば検討も可能かもしれない。ただし、これについても現段階で具体的な計画は存在しない。
好評を博したファンタジーシリーズの最新作King’s Bounty 2では、戦術的なターン制バトルが進化を遂げ、プレイヤーをとらえて離さないRPG体験が実現。おぞましい死者に立ち向かい軍勢を率いるのか、町人と良好な関係を築き上げるのかといった、ひとつひとつの選択に大きな意味が伴います。リアルとファンタジーが融合した豊かな世界で、心奪われる物語、印象的なキャラクター、倫理的な選択といったさまざまな要素を楽しみましょう!
プレイヤーは、個性的な物語で彩られた3人の英雄から1人を選び、その役割を背負うことに。細部まで緻密に作り込まれた空想の世界を舞台に、マルチシナリオのオープンワールドへと旅立ちましょう。2つのフェーズを切りかえながら3人称視点で展開する冒険の中では、クエストに挑み、荒野を探索し、出会った人々と関係を深めてゆくことになります。そして戦闘が発生すると、視点は戦術的ターン制バトルへ移行。プレイヤーは知恵を使ってユニットを動かし、勝利を収めなくてはなりません。
広大なアンタラの地に、巨大な危機が迫る。謎の疫病が広範に蔓延し、国と住人の生活を脅かします。さらに、被害地域の難民が殺到しつつあるノストリア王国では、食糧と資源が不足する事態に。疫病に冒された人類は怪物へと姿を変え、人里を徘徊して混沌と破壊を生み出します。地域の存亡をかけた戦いの最中で、かつてないほどに重大な決断が迫られます。アンタラの未来は、あなたの手に託されました。
■ 主な特徴
- 映画のような双方向の物語 – 映画のような筆致で描かれるKing’s Bounty 2の物語は、プレイヤーの発言ではなく、行動に選択が委ねられます。基本的な名作RPGの系譜を踏襲した本作では、プレイヤーが繰り返し直面する難しく倫理的な決断によって、王国の命運が大きく左右されることに。そうした局面では、単純な会話の選択肢ではなく、プレイヤーの行動によって物語の行く末が決まります。
- 地形の重要性 – プレイヤーが戦闘に突入すると、移動中のワールドマップの地形がそのまま戦場に反映されます。戦闘開始前に周囲の地形を把握しておくことで、リスクを最小限に抑えつつ、戦闘を優位にすすめましょう。
- 単調なアリーナに別れを – King’s Bounty 2の戦闘では、リアルで巨大な戦場が不可欠な要素となっています。戦闘マップには渓谷や丘、馬車に至るまで、戦術的な多様性を最大限に生み出すあらゆる障害物や機能が存在しています。戦闘では毎回、様々な戦術によって戦いを有利にも不利にも進めることができます。
- 新たなキャラクター成長システム – King’s Bounty 2では、それぞれが独自の物語を背負う3人の登場人物から、操作キャラクターを選択することができます。強さ、芸術、秩序、混乱といった異なる理想を抱いているため、王国を探検するにつれてキャラクターの物語は個々に変遷を遂げるでしょう。こうした選択でNPCによる反応が変わるだけでなく、世界にも目に見える形で影響を及ぼすことになります。
- 個性的な部隊 – 各部隊は完全に独自のユニットで構成されており、それぞれにスキルセットと外観が異なります。無個性の新戦力を招き入れるのではなく、人間、エルフ、トロル、などの様々な生物によって軍隊が構成され、彼らと多くの戦闘を共にすることで、解けることのない絆が紡がれてゆくのです。
- 戦術的な奥行きのある戦闘 – King’s Bounty 2では、視野の確保といった、奥深く充実した戦闘体験をもたらす戦術要素が新しく登場します。戦闘中に突如として発生する戦術イベントも、緊張感のあるプレイを実現します。
- リアリズムとファンタジーが混在する独自の世界観 – ファンタジーで広く愛される世界観と、確かなリアリズムが見事に融合した広大なファンタジー世界を体感しましょう。絶望に満ちた、王国を包む苦闘の物語に確かな手触りを感じてください。
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