本日、Valveが予てから存在が噂されていた携帯型のゲーミングPC「Steam Deck」を正式にアナウンスし、2021年12月より北米とEU、イギリス向けの出荷を開始することが明らかになりました。(その他地域は2022年出荷予定)
“Steam Deck”は、Arch LinuxベースのSteamOS 3.0上で文字通り“Steam”をそのまま動作させる携帯ゲーミングPCで、3種のストレージオプション(64GB eMMC/256GB NVMe SSD/512GB NVMe SSD)を用意した本体価格は399ドルから。
また、AMDと提携し携帯ゲーミング機向けに最適化したカスタムAPU(Zen2/RDNA2)と16GBのメモリ、1280×800解像度の7インチモニタを搭載しており、最新のAAAゲームも動作するほか、KDE Plasmaデスクトップが動作するLinux PCとしても使用できるとのこと。
発表に併せて、“Steam Deck”上でDEATH STRANDINGやControlが動作する様子が確認できるハンズオンプレビュー映像が登場しているほか、ハードウェアの細かなスペックが判明しています。
■ コンピューティング
- プロセッサー:AMD APU
- CPU:Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz(最大448 GFlops FP32)
- GPU:8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6 TFlops FP32)
- APU power:4~15ワット
- RAM:16 GB LPDDR5 RAM(5500 MT/s)
- ストレージ
- 64 GB eMMC(PCIe Gen 2(1枚))
- 256 GB NVMe SSD(PCIe Gen 3(4枚))
- 512 GB高速NVMe SSD(PCIe Gen 3(4枚))
- すべてのモデルに高速microSDカードスロット搭載
■ コントロールと入力
- ゲームパッドコントロール
- A B X Yボタン
- 十字キー
- L&Rアナログトリガー
- L&Rバンパー
- 表示&メニューボタン
- 割り当て可能な4個のグリップボタン
- サムスティック:静電容量方式フルサイズアナログスティック(2本)
- ハプティクス:HDハプティクス
- トラックパッド
- ジャイロ:6軸IMU
■ ディスプレイ
- 解像度:1280 x 800px(アスペクト比16:10)
- タイプ:読みやすさを追求した光学結合LCD
- ディスプレイサイズ:7インチ(対角)
- 輝度:400 nit(標準)
- リフレッシュレート:60Hz
- タッチ対応:あり
- センサー:環境光センサー
■ 接続
- Bluetooth:Bluetooth 5.0(コントローラ、アクセサリ、オーディオに対応)
- Wi-Fi:デュアルバンド無線Wi-Fi、2.4GHzおよび5GHz、2 x 2 MIMO、IEEE 802.11a/b/g/n/ac
■ オーディオ
- チャンネル:没入感のあるリスニング体験を実現するDSP内蔵ステレオ
- マイク:デュアルアレイマイク
- ヘッドフォン/マイクジャック:3.5mmステレオヘッドフォン/ヘッドセットジャック
- デジタル:DisplayPort over USB-C、標準USB-C、またはBluetooth5.0を介したマルチチャンネルオーディオ
■ 電源
- 入力:45W USB Type-C PD3.0電源
- バッテリー:40Whrバッテリー。2~8時間のゲームプレイ
■ 拡張
- microSD:UHS-IはSD、SDXC、SDHCに対応
- コントローラやディスプレイとの外部接続:DisplayPort 1.4付きAltモード対応USB-C:最大8K @60Hz または 4K @120Hz、USB 3.2 Gen 2
■ サイズと重量
- サイズ:298mm x 117mm x 49mm
- 重量:約669グラム
■ ソフトウェア
- オペレーティングシステム:SteamOS 3.0(Archベース)
- デスクトップ:KDE Plasma
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