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2019年末に終了したシーズン23を経て、今年3月に素晴らしいコロナ/Qアノンスペシャルを放送し話題となった人気アニメ「サウスパーク」ですが、次シーズンを含むシリーズの今後に期待が掛かるなか、新たに本作の新シーズンや映画化と平行して新作ビデオゲームの開発が進められているのではないかと注目を集めています。

これは、クリエイターのお馴染みトレイ・パーカー氏とマット・ストーン氏がViacomCBSと新たな契約を締結し、今後6年間の製作に9億ドル（およそ988億円規模）を超える巨額の資金を獲得したことから浮上したもので、Bloombergの報告によると、TVシリーズの新シーズンやストリーミングサービス“Paramount+”向けのスピンオフ映画とは別に、サウスパークの製作にまつわるドキュメンタリーや3Dビデオゲームなど、多数のプロジェクトが進行中とのこと。

今のところ、新作ゲームに関する具体的なディテールは報じられておらず、提携スタジオを含む今後の動向に改めて大きな期待が掛かるところです。

余談ながら、サウスパークのビデオゲームについては、Obsidian Entertainmentが開発を担当した傑作「South Park: The Stick of Truth」、その後Ubisoftが引き継いだ続編「South Park: The Fractured but Whole」が広く知られているほか、2012年発売のアクションプラットフォーマー「South Park: Tenorman’s Revenge」、モバイル向けのカードゲーム「South Park: Phone Destroyer」といったタイトルがリリースされていました。

なお、今回の契約に伴う“サウスパーク”の新作については、2027年までにTVシリーズが追加で6シーズン分、さらに“Paramount+”の目玉となる14本の新作スピンオフ映画が製作され、最初の映画が年内に公開される予定となっています。