昨日、オープンワールド人食いサメアクションRPG“Maneater”や“Chivalry 2”、“Rising Storm”、“Killing Floor”シリーズ等で知られる名門「Tripwire Interactive」のJohn Gibson社長兼CEOが、テキサス州で施行された人工中絶禁止法とこの差し止め請求を棄却した連邦最高裁の判断について“誇りに思う”と発言し、各所から大きな非難が寄せられる状況となっていた話題をご紹介しましたが、先ほど“Tripwire Interactive”が今回の発言に関する声明を発表し、John Gibson氏を退任させたことが明らかになりました。
これに伴い、スタジオの共同創設者で副社長を務めてきたベテランAlan Wilson氏が今後のスタジオを率いる暫定CEOに就任したことが判明しています。
“Tripwire Interactive”は、John Gibson氏の発言が彼自身の個人的な見解であり、企業としての意見を反映したものではないと明言し、件の発言がTripwireのチーム全体やパートナー、幅広いコミュニティの価値観を無視したものだったと説明。Tripwireのリーダーシップチームは、今回の件を深く反省しており、迅速な行動でより前向きなスタジオ環境を育むために一丸となって取り組んでいくと伝えています。
なお、今回の交代劇がどんな背景で生じたのか、前述したテキサス州の極めて厳しい人工中絶禁止法や協力スタジオの“Shipwright Studios”が速やかな契約解除を告知した件等については、昨日の記事をご確認ください。
余談ながら、昨日の記事を公開した後、“Chivalry 2”の開発を担当したお馴染み“Torn Banner Studios”も今回の件に関する見解を報告しており、John Gibson氏の発言に共感できないこと、さらにこういった考えがチーム内に共有されておらず、作品にも反映されていないこと、そしてこの発言が女性の権利に対するTorn Bannerの考えとは全く相反するものであることを強調しています。
We do not share the opinion expressed in a recent tweet by the president of Tripwire, publisher of Chivalry 2. This perspective is not shared by our team, nor is it reflected in the games we create. The statement stands in opposition to what we believe about women’s rights.
— Torn Banner Studios (@TornBanner) September 6, 2021
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。