先日、Ubisoftが独自のメタバース構築に向けた取り組みの第1歩として、PC版“Ghost Recon Breakpoint”向けにNFT(※ Non-Fungible Token、偽造できない非代替性トークン)アイテムと独自のマーケットプレイスを導入すると発表し話題となりましたが、本日GSC Game Worldがプレスリリースを発行し、なんと期待作「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chernobyl」にブロックチェーン技術を利用したNFTコンテンツを導入することが明らかになりました。
今回のNFT導入は、“S.T.A.L.K.E.R.”メタバースの構築を目的とするもので、NFTプラットフォームやメタバースを専門に扱うDMarketと提携しており、2022年4月28日の製品版ローンチに先駆けて、最初のNFTアイテムとなる史上初のメタヒューマンのオークションが2022年1月に実施されるとのこと。(※ 既にメタヒューマンのオークションに向けた商品ページが開設済み)
このメタヒューマンはNPCとしてゲーム内に登場し、落札した所有者の顔をフォトグラメトリーでリアルに再現し、世界中のゲーマーの目に触れることになるほか、メタヒューマンNFTの所有者は、ゲーム発売前の請求日までに所有権を売却することができます。
また、2月には第2弾NFTアイテム“Genesis Packs”(内容は極秘)のオークションが行われるほか、第3弾以降のNFTはTwitterとDiscord経由でアナウンスされる予定となっています。
“S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chernobyl”のメタバース化とNFT導入がゲームにどんな影響を与えるのか、現段階では全く以て予想もつきませんが、発表を行ったGSC Game WorldのCEO Evgeniy Grygorovych氏によると、一先ずゲーム性や難易度、ゲーム経験そのものに影響を及ぼすようなNFTアイテムは導入されないとのこと。
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