4A Gamesがウクライナ侵攻後初となる「Metro Exodus」向け大型アップデートを配信、戦時下の状況や“Metro”シリーズ最新作に関する報告も

2023年1月25日 12:05 by katakori
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「Metro」

“Metro”シリーズで知られ、かつてマイダン革命とロシアのクリミア侵攻により危機的な状況にあった2014年5月に本社スタジオをマルタへと移したウクライナのデベロッパ“4A Games”ですが、2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻の影響とキエフチームの動向に注目が集まるなか、昨晩“4A Games”が公式サイトを更新し、ウクライナ侵攻後初となるPC版「Metro Exodus」向け大型アップデートの配信を報告。なんと、本編の開発に用いられたものと同等の機能を持つ本格的なMOD開発ツール「Exodus SDK」をリリースしたことが明らかになりました。

「Exodus SDK」は、単なるMODサポートだけでなく、実行ファイルを含むスタンドアロンコンテンツまで作成可能なフル機能のエディタで、シーンエディタやモデルエディタ/ビューア、ナビゲーションメッシュ編集、パーティクル作成/編集、地形編集ツール、多彩なオプションを持つ天候エディタ、カットシーンに用いるカメラトラックエディタ、モダンなビジュアルスクリプトエディタ、Mod.io対応といった機能を特色としており、商用利用や有料シェア、作成物の販売は認められていません。(参考:EULA

今回のツールには、チュートリアルレベルや“Metro Exodus”に使用されたサンドボックスレベルまで同梱されており、Steam版はライブラリのツールから、Epic Gamesストア版はインストール先のフォルダ(※ Exodus_SDK.exeで起動)から、GOG版はランチャー経由で利用可能となっています。

■ “Exodus SDK”の動作要件

  • OS: WINDOWS 10
  • CPU: INTEL CORE I7-4770K 又は 同等品
  • MEMORY: 8 GB RAM
  • GRAPHICS: GTX 1070 / RTX 2060 / AMD RX VEGA 56
  • DIRECTX: VERSION 12
  • STORAGE: 31 GB (IN ADDITION TO 70.1 GB FOR METRO EXODUS (77.95 GB WITH ALL DLCS) 又は 79.6 GB FOR METRO EXODUS ENHANCED EDITION)

なお、公式サイトにはロシアによるウクライナ侵攻開始後の生活や開発、スタジオの現状、今後の取り組みについてもまとめられており、死傷者が出ていることを含め、以下のような状況が記されています。

■ 戦時下の生活

  • 4A Gamesで働く従業員のほとんどがウクライナ人で、キエフチームの従業員はキエフオフィス、または自宅で仕事をしており、爆撃で家を失った人、ウクライナを守るべく軍に入隊した人、命を落とした方も少なくないとのこと。さらに同僚や友人、家族達が負傷している。
  • 4A Gamesは、企業としてキエフの市内外で暮らすチームに資金面や物流面で支援を継続している。また、現地のボランティア活動や寄付、医薬品・食料品等の配送等で最前線を支えるスタッフ達に向けた支援も行っている。
  • キエフのオフィスについては、連絡が取れないこともあり、電気や水道が使えない場合もあるが、逆境の中で開発者達は開発を懸命に続けている。
  • キエフとウクライナで暮らすスタッフの日常については、朝の立ち話とコーヒーで始まる日もあれば、空襲のサイレンとミサイル攻撃によって始まる一日もあり、地下鉄で通勤する日、さらには地下鉄に非難せざるを得ない日、停電や断水に見舞われる日まで、とても日常とは言えない戦時下の生活が続いている。

■ 現行のプロジェクトについて

  • 2020年11月にアナウンスされた通り、4A Gamesは従来の流れを汲むストーリー重視のシングルプレイヤー作品となる“Metro”シリーズ最新作を開発中。このほか、“Metro”シリーズのスピンオフとなるマルチプレイヤータイトル、さらに“Metro”に匹敵するAAA体験を視野に入れた新IPの開発に取り組んでいる。
  • 4A Gamesの報告によると、これらの計画や目標は現在も変わらないとのこと。
  • 一方で、“Metro”シリーズ最新作の内容については、ウクライナ侵攻が次回作の物語に関する再考を促している。“Metro”シリーズは当初から強い政治的な反戦メッセージを掲げてきたが、今やゲームのテーマだった紛争や権力、政治、独裁、弾圧といった要素がスタジオの日常生活の一部になってしまった。この変化に伴い、スタジオはこれらの状況を受け入れ、新たな目的を掲げ、こういったテーマをゲームに反映させている。
情報元及びイメージ:4A Games

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