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先日、“Star Wars Jedi: Survivor”の延期に続いて、“Apex Legends Mobile”と“Battlefield Mobile”のキャンセルが報じられ、ビジネス的な動向に注目が集まるEAですが、新たにBloombergが匿名の関係者3名から得た情報として、「Titanfall Legends」と呼ばれる未発表新作がキャンセルされたと報じ大きな話題となっています。

報告によると、コードネーム「Titanfall Legends」は、その名の通り“Titanfall”と“Apex Legends”の世界が舞台となるシングルプレイヤー作品で、Respawn Entertainmentの創設メンバーの1人であるMohammad Alavi氏が計画を率い、50名規模で開発が進められていたとのこと。

今のところ、“Titanfall Legends”の詳細は不明ですが、EAはこのチームに所属する開発者に新たなポジションを用意するよう支援しているものの、一部の開発者は退職金を得てレイオフされると報じられています。

なお、“Titanfall Legends”を率いていたとされるMohammad Alavi氏は、TitanfallのシニアデザイナーやApex Legendsのナラティブリード/ディレクターを務めたベテランで、かつてInfinity Wardで“Call of Duty 4: Modern Warfare”のAll Ghillied Upと“Call of Duty: Modern Warfare 2”のNo Russianのデザインを手がけた人物として知られており、昨年1月にRespawnを退社したことが報じられていました。（参考：過去記事）

余談ながら、Mohammad Alavi氏は当時Respawn Entertainmentで小規模なインキュベーションチームによる未発表新作の開発を進めていたことがアナウンス済みで、プロジェクトの内容は不明ながら、一人称視点のAAAシューター開発が進められていたと見られており、Mohammad Alavi氏の退社後もこのプロジェクトを継続することが報じられていたほか、昨年7月にはRespawn Entertainmentが“Apex Universe FPS Incubation Project”と題したプロジェクトの開発者募集を開始しており、前述したインキュベーションプロジェクトの開発が“Titanfall|APEX”ユニバースの新作として本格化したのではないかと見られていました。