“The Last of Us”や“Wii Sports”を含む4作品が「The Strong」博物館の新たな“ビデオゲームの殿堂”に選出

2023年5月5日 17:27 by katakori
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「The Strong」

昨年はミズ・パックマンとダンスダンスレボリューション、ゼルダの伝説 時のオカリナ、Sid Meier’s Civilizationが殿堂入りを果たし、今年3月に“Call of Duty 4: Modern Warfare”や“Age of Empires”、“Quake”を含む本年度分のノミネート作品がアナウンスされたニューヨーク「The Strong」博物館(The Strong National Museum of Play)の“World Video Game Hall of Fame”(ビデオゲームの殿堂)ですが、昨晩予定通り第9回の殿堂入り作品を発表するライブ配信が実施され、Naughty Dogの傑作「The Last of Us」と世界中のリビングを席巻し“Nintendo Wii”の成功を支えた「Wii Sports」、女の子向けビデオゲームの歴史的なヒット作「Barbie Fashion Designer」、さらに世界初の商用アーケードビデオゲーム「Computer Space」が見事“ビデオゲームの殿堂”入りを果たしたことが明らかになりました。

■ 2023年(第9回)の“ビデオゲームの殿堂”作品

  • Barbie Fashion Designer(1996):男性向けゲームが多かった時代に登場した女児向けのヒット作で、発売から2ヶ月で50万本を上回る販売を記録し、女の子向けビデオゲームが成功する可能性があることを証明した。また、このゲームはビデオゲーム市場を拡大しただけでなく、現在も続くビデオゲームのジェンダーとステレオタイプ表現に関する重要な議論を呼び起こした。
  • Computer Space(1971):世界初の商用ビデオゲームとして、大学や研究所以外の人々にもビデオゲームが受け入れられることを証明した。商業的な成功こそ収めなかったものの、ビデオゲーム産業の先駆者であるAtari社が誕生するきっかけとなり、ビデオゲームの大衆化とゲーム産業の基礎を築くことになった。
  • The Last of Us(2013):ポストアポカリプス世界のゾンビゲームという飽和状態の分野で奥深いストーリーと人間性の探究、忘れがたいキャラクター描写で200を超えるGOTYに選出された。本作の高い品質と優れたストーリーは今なお強い人気を博しており、2023年にHBOが製作したドラマ版は史上最高のビデオゲーム映像化作品として、批評家とファンの両方から指示を集めている。
  • Wii Sports(2006):2006年に発売され、世界中のリビングにモーションベースの技術をもたらした。シンプルな操作性により、小さな子供から高齢者まで多くの人に愛され、“ゲーマー”の概念を再定義した。また、8,200万本を上回る販売を記録した“Wii Sports”は、史上最も売れたビデオゲームの一つで、“Nintendo Wii”の1億台販売突破に貢献した
参考:昨晩放送された“2023 World Video Game Hall of Fame”授賞式のアーカイブ

過去の殿堂入り作品

■ 2022年(第8回)の“ビデオゲームの殿堂”入り作品

  • ミズ・パックマン
  • ダンスダンスレボリューション
  • ゼルダの伝説 時のオカリナ
  • WSid Meier’s Civilization

■ 2021年(第7回)の“ビデオゲームの殿堂”入り作品

  • どうぶつの森
  • Microsoft Flight Simulator
  • StarCraft
  • Where in the World is Carmen Sandiego?

■ 2020年(第6回)の“ビデオゲームの殿堂”入り作品

  • Centipede
  • Minecraft
  • Bejeweled
  • King’s Quest

■ 2019年(第5回)の“ビデオゲームの殿堂”入り作品

  • Colossal Cave Adventure
  • Microsoft Solitaire
  • Mortal Kombat
  • スーパーマリオカート

■ 2018年(第4回)の“ビデオゲームの殿堂”入り作品

  • Spacewar!
  • Tomb Raider
  • ファイナルファンタジーVII
  • John Madden Football

■ 2017年(第3回)の“ビデオゲームの殿堂”入り作品

  • ポケットモンスター 赤・緑
  • ストリートファイターII
  • ドンキーコング
  • Halo: Combat Evolved

■ 2016年(第2回)の“ビデオゲームの殿堂”入り作品

  • Grand Theft Auto III
  • ゼルダの伝説
  • The Oregon Trail
  • The Sims
  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ
  • スペースインベーダー

■ 2015年(第1回)の“ビデオゲームの殿堂”入り作品

  • Doom
  • Pac-Man
  • Pong
  • スーパーマリオブラザーズ
  • テトリス
  • World of Warcraft

■ ビデオゲームの殿堂“World Video Game Hall of Fame”の審査規準

  • Iconic:広く認められ、忘れがたい“象徴”的な作品であること。
  • Longevity:一時の流行を越えて残る“長寿”作品であること。
  • Geographical Reach:前述した2つの条件を備え、かつ“国境を越えて”広く認知された作品であること。
  • Influence:デザインや開発が他のゲームやエンタテインメント、社会、大衆文化に深い“影響”を及ぼした作品であること。
情報元及びイメージ:The Strong

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