2016年2月に行われたKickstarterキャンペーンで目標金額の3倍を超える資金調達を果たし、2018年2月にはSteam Early Access版が発売されたものの、2022年8月にスクウェア・エニックスとの提携が終了したことでコンソール版の発売がキャンセルとなり、名称を“BATTALION: Legacy”に改める無料シューターとして再出発を果たした「Battalion 1944」ですが、新たにBulkheadが本作のKickstarterキャンペーン後援者に対するメッセージを公開し、全ての後援者に対する返金対応を決定したことが明らかになりました。
今回の返金は、プレッジのティアやプラットフォーム、プレイ時間を問わない全てのバッカーを対象とするもので、発表を行ったゲームディレクターJoe Brammer氏は“Battalion 1944”を誇りに思う一方で、早期アクセス開始後に辿った困難な道のりには心から失望していると説明。返金対応がコミュニティ主導のゲーム開発を掲げたスタジオのビジョンとプレイヤーの献身に対する責任として支援者に受け入れてもらえるよう願っていると伝えています。(※ 返金対応の詳細はメールで告知されるほか、Kickstarterの最新アップデートでも確認可能)
We are refunding our Battalion 1944 Kickstarter backers – regardless of platform & pledge tier.
For full instructions to receive your refund, check the original email inbox you used to back our Kickstarter.
Thankyou for your support. pic.twitter.com/XxER4ZFllq
— BATTALION: Legacy (@PlayBattalion) July 11, 2023
なお、オリジナルの「Battalion 1944」は、“Medal of Honor”や“Call of Duty 2”、“Day of Defeat”といったクラシックなマルチプレイヤーFPSの精神を継ぐ現世代向けのWW2シューターで、カランタンの郊外やバストーニュの森といった著名なロケーションを舞台に、Kar98やM1ガーランド、トンプソンを手に戦う歩兵戦ベースのゲームプレイを特色としていました
また、Bulkhead Interactiveはスクウェア・エニックスとの提携終了を経て、Enemy Territory: Quake WarsやBrinkを生んだ名門“Splash Damage”の傘下となっており、予てから開発を進めている一人称視点のサンドボックスシューター“WARDOGS: King of the Hill”に加え、Splash Damageが昨年末に発表した新作トランスフォーマーゲーム“TRANSFORMERS: REACTIVATE”の開発にも参加していることが判明していました。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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