昨日、待望のストーリー任務を導入する“インベージョン”シーズンが始動した「オーバーウォッチ 2」ですが、新たにBlizzard Entertainmentが最後の太陽神の戦士となるに至った“イラリー”の出自に焦点を当てる吹き替えオリジンストーリー映像を公開しました。
オリジン・ストーリー
幼いころから、イラリーは太陽神の戦士の一員となるために毎日鍛錬を続けていた。太陽神の戦士とは、自らの肉体に強化を施すことでソーラーエネルギーを制御する力を得た、気高き守護者たちの集団である。自らも関係していた事故が原因で自分以外の戦士たちが全滅するという悲劇を経験したイラリーは、何としても自らの罪を償うと誓った。
■ 戦士への列座
イラリーは、幼いころから太陽神の戦士の訓練への参加を望んでいた。幼くとも彼女の秘めたる力は絶大であり、訓練官たちは彼女が将来必ずや最強の戦士になるだろうと確信していた。仲間たちに少しでも貢献したいと切望する彼女は、いつか自分を取り巻く周囲の期待に見合った戦士となるために、使える時間をすべて訓練に費やした。そしてとうとう、彼女の献身と刻苦が報われる時が来た。最年少で太陽神の戦士の一員となったのだ。
■ 惨劇
太陽の力を取り込み制御するため、太陽神の戦士たちの体にはソーラーエネルギーを通す導脈が刻み込まれる。伝統に則り、イラリーの身体強化の儀にはすべての太陽神の戦士が参列した。彼女が仲間に加わることを諸手で歓迎して。しかし、彼女が内に秘める真の力の絶大さを、誰一人として予測できてはいなかった。彼女への施術は、その身中に蓄えられた膨大な量のソーラーエネルギーを解き放ち、儀式の間を全開させる規模の爆発を引き起こした。太陽神の戦士は過去の存在となり、イラリーが生涯をかけて目指した未来もまた失われてしまった。
■ 未来へ
惨劇の後、誰にも顔向けできないイラリーは自ら孤立する道を選び、周囲の同情を拒絶した。頭の中であの日の出来事を何度も何度も繰り返し、もし偉大な戦士を目指すよう重圧をかけられていなければ、事態は違っていたのではないかと思い悩む日々を過ごしていたのだ。ほかに目指すべき道を知らないイラリーは、教え導く者のいないまま日々の訓練を続けていた。やがて、一つのことが明確になった。
彼女は最後の太陽神の戦士であり… 世界にただ一人で向き合わねばならない。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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