2020年1月に、日本語を含むコンソール向けの製品版「Kentucky Route Zero: TV Edition」がリリースされたCardboard Computerの傑作アドベンチャー“Kentucky Route Zero”ですが、新たにCardboard ComputerとパブリッシャーAnnapurna Interactiveが“Kentucky Route Zero: TV Edition”の新世代機対応をアナウンスし、PS5とXbox Series X|S向けに2023年8月17日の海外ローンチを予定していることが明らかになりました。
Native PS5 and Xbox Series X|S versions of KENTUCKY ROUTE ZERO: TV EDITION arrive August 17. Also available now on Nintendo Switch, PS4, and Xbox One. pic.twitter.com/NDv1cccQiB
— Annapurna Interactive (@A_i) August 9, 2023
2011年1月のアナウンスから実に9年の歳月を経て遂に完結し、その独創的な手法から2010年代のビデオゲームとして最も重要な作品の1つとも言われる“Kentucky Route Zero”は、謎に満ちたケンタッキーのハイウェイ“ゼロ号”周辺を舞台に、アンティーク家具の配達人コンウェイの現実とも夢ともつかない不思議な旅を描くポイント&クリック型のアドベンチャー作品で、マルケスの“百年の孤独”に代表される幻想的リアリズムや南部ゴシック的な手法で描くストーリーテリングや優れたビジュアル、サウンドトラックで非常に高い評価を獲得していました。
■ 参考:PC版“Kentucky Route Zero”の商品概要
ケンタッキー州のたそがれ時…カエルや虫の合唱が鳥のさえずりに取って代わるころ、馴染みの道路は見慣れなくなり、迷いやすくなる。 すでに道に迷っている者は、地下洞くつを通り曲がりくねる秘密のハイウェイにたどり着くかもしれない。 このハイウェイ沿いに住み働いている人々は、最初は少し奇妙だが、それがだんだん普通に思えてくる。つぶれる寸前のアンティークショップの最後の配達をしている、年老いた運転手。幽霊に囲まれながら、時代遅れのテレビを修理する若い女性。子供と、彼の巨大なワシの友達。ロボットミュージシャン。あらゆるところに影が見える、しかし姿を見せない電力会社、そしてその支配下で苦しむ、ぼろぼろになったコミュニティ。
『KENTUCKY ROUTE ZERO』は、忘れがたいエレクトロニック・ミュージックと、The Bedquilt Ramblersによる一連の賛美歌・ブルーグラス音楽をBGMにした、全5幕から成る、リアリティーのある不思議なアドベンチャーゲームです。印象的なビジュアルスタイルは、ビデオゲームの歴史、また演劇・映画・実験的な電子芸術などにインスピレーションを得たもの。これは支払えない借金、放棄された未来、そして人間の持つ、コミュニティを見つけたいという欲動のストーリーです。
元々は長年にわたり挿話的に公開されていましたが、今回のゲームには、5幕すべてと、以前は別々に公開された「幕あい劇」が含まれています。 また、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ロシア語、およびスペイン語(ヨーロッパのスペイン語とラテンアメリカの両方)にローカライズされました。
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