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傑作アドベンチャー“Night in the Woods”の成功と、とある不幸な事件を経て、オリジナルのクリエイターであるScott Benson氏とBethany Hockenberry氏が2019年1月に設立した新スタジオ“The Glory Society”のデビュー作として、今年5月にアナウンスされた期待作「Revenant Hill」ですが、その後の続報が待たれるなか、新たにThe Glory Societyが公式Xを通じて声明を発表し、本作の開発中止とスタジオの一時的な活動休止をアナウンスしました。

An announcement: pic.twitter.com/UePYAHs5Vv

— The Glory Society (@theglorysociety) November 7, 2023

今回の決定は、深刻な健康問題により2人の主要メンバーがプロジェクトを離れたことに起因するもので、それぞれが複数の作業を行う小規模チームにとって、替えのきかないメンバーが欠けることは大きな問題であり、スケジュールや予算を含むプロジェクトの再構築に必要なタスクのリスクを考慮し、チーム全体で円満に計画の一時中断を決めたとのこと。

また、The Glory Societyはゲームよりもチームの幸福が重要であることは明白であり、将来的に機会があればチームが何を作り、何を学んだか、ともに語り合いたいと説明。チームを支え応援してくれた全ての人に感謝すると伝えています。

PS4とPS5、PC向けの新作“Revenant Hill”は、済んでいた納屋を火災で失い、廃墟となった墓地の丸太に住み着いたものの、フクロウに家賃を請求されたことで急遽生活費を稼ぐ必要に迫られる状況に陥ったネコちゃん“Twigs”を描くストーリー重視のアドベンチャーで、人ならざる者や魔女も暮らす1919年の“Lower North”と呼ばれる町が舞台となるほか、育てた作物を闇市に売るやりくりや読み書きの学習、友人作り、（Night in the Woodsと同じく）町の裏に潜む暗く大きな何かといった要素を特色とする新作として注目を集めていました。