パーティ管理やVermintide/Darktideの影響を含む期待作「Avowed」のさらなるディテールが解禁、Obsidianが開発を手がけるファンタジーアクションRPG

2024年1月25日 12:05 by katakori
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「Avowed」

先日、幾つかの未公開フッテージを収録した本格的な解説映像をご紹介したObsidian Entertainmentの新作「Avowed」ですが、“Pillars of Eternity”のEora世界が舞台となるアクションRPGの仕上がりに期待が掛かるなか、新たに本作の開発を率いるゲームディレクターCarrie Patel氏とゲームプレイディレクターGabe Paramo氏がPC Gamerのインタビューに応じ、“Avowed”に登場するコンパニオンやパーティ管理の概要、さらに一人称視点の近接戦闘に対するアプローチとFatsharkタイトルの影響、Pillars of Eternityのクラス制を廃した新たなビルドシステム等に関する興味深いディテールが明らかになりました。

参考:昨年6月に公開された“Avowed”のトレーラー
参考:先日公開されたゲームプレイ解説映像

■ コンパニオンとパーティ管理について

  • “Avowed”には、(既に発表済みの“Kai”と“Giatta”以外にも)複数のコンパニオンが登場する。今のところ、登場するコンパニオンの数は不明ながら、コンパニオンたちは通常パーティ・キャンプで過ごすことになる。
  • 一度に2人のコンパニオンと冒険を進められる。
  • 特定のコンパニオンが持つ知識や専門的な能力が必要となり、特定のコンパニオンをパーティに加えなければならない状況が何度か生じるが、それ以外はメンバーを自由に選べる。
  • 動向する仲間に基本的な命令を出すことはできる予定だが、戦闘中にパーティメンバーを細かく管理することはできない。(※ Mass EffectやFallout: New Vegasのコンパニオンに近い)
  • プレイヤーとコンパニオンの関係性や好意に関わる承認システムは存在しないが、コンパニオンとの会話が彼らの決断やストーリーに影響を与える可能性がある。
  • コンパニオンには、戦闘用の能力だけでなく、戦闘以外で役立つ環境インタラクションなどもあり、こういった能力を発揮するよう命令することができる。
  • プレイヤーとコンパニオンの間には、クエストに基づく相互作用があるだけでなく、コンパニオンはそれぞれに固有かつ個人的なストーリーアークを持っている。Carrie Patel氏は、仲間との関係を維持するために“正しい”選択を選ばなければならないような感覚を持ち込みたくなかったと語り、コンパニオンの承認を維持することが目的ではなく、彼らを知り、関係を築き、共通点やそれぞれの強みを見つけることで、プレイヤーが何かを学び、世界に対する彼らの見解を得ることが大事だと伝えている。

■ 一人称視点の近接戦闘について

  • 剣による一人称視点の近接戦闘は、多くのスタジオにとって課題や挑戦となるケースがまま見られるが、Obsidian Entertainmentは本作の近接戦闘システム開発にあたって、“Warhammer Vermintide”シリーズと“Warhammer 40,000: Darktide”で素晴らしい戦闘を実現したFatsharkからインスピレーションを得ている。
  • Carrie Patel氏は、剣を振るう一人称戦闘における打撃と衝撃の感覚を再現するにあたって、Fatsharkの作品はまさにトップクラスの品質だと説明。Carrie Patel氏は“Avowed”のゲームプレイチームが達成した近接戦闘の仕上がりを誇りに思うと語り、一人称視点のファンタジーアクションRPGにおける近接戦闘では、頭一つ抜きんでた仕上がりになるはずだと強調している。

■ キャラクターのクラスについて

  • Eora世界を舞台とするオリジナルの“Pillars of Eternity”シリーズは、本格的なクラスシステムを特色としていたが、“Avowed”はクラスを廃したシステムを採用している。
  • “Avowed”には、レベルアップに応じて選択できる能力ツリーが導入される。
  • ゲームの開始時には、選択可能な複数のアーキタイプが用意されるが、これはプレイヤーの選択やビルドを制限するようなものではなく、自由度の高いビルド構築が楽しめる。また、リスペックも容易に行える。
  • 今のところ、“Avowed”に実装される能力の詳細は不明だが、Carrie Patel氏によると、“Pillars of Eternity”シリーズの要素を一人称視点に置き換えるようなクールなアビリティが多数残されているとのこと。

「Avowed」について

Avowed は、Obsidian Entertainment の受賞歴のあるチームから制作された一人称視点のファンタジー RPG で、Pillars of Eternity フランチャイズで初めてプレイヤーに紹介された、架空の世界 Eora を舞台にしています。あなたは遠い地、Aedyr の使者で、広がる疫病の噂を調査するために送り出されます。あなたは、自身とこの地との深い繋がり、そして全てを破壊しかねない古代の秘密を発見していくことになります。あなたは、島と自身の魂を、粉々に引き裂こうとする脅威から救うことができるでしょうか?

奇妙で驚くべき生命あふれる土地

Aedyr 王国の使者として、あなたは広がる疫病の噂を調査するために、遥か彼方の Living Lands へと送り出されます。その島自体は、謎と秘密、危険と冒険、そしてあなたの選択とその結果で満ちています。Living Lands は、いつもどこか異国のような感覚を与える場所ですが、同時に島そのものがあなたに助けを求めているかのような、深い心のつながりを感じさせる場所でもあります。さまざまな環境と風景が存在し、それぞれに独自の生態系を持つこの島を探索してください。

思い通りに操作できる、本能的なコンバット プレイ

Living Lands に生息する数多くの危険な生き物たちに、自ら望む方法で立ち向かいましょう。剣、呪文、銃、盾を組み合わせて、敵を素早く倒しましょう。敵をその場に凍りつかせ、そして斧で粉砕しましょう。敵を捕らえるために魔導書の呪文を調べ、そして剣での一撃を加えて追撃しましょう。盾で敵を強打し、一時的に無力化させた後に剣を突き立て、崖から蹴り落としましょう。どのように戦闘に臨むかは、あなた次第です。

情報元及びイメージ:PC Gamer, PC Gamer, PC Gamer

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