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2018年の計画始動を経て、昨年末に配信日が（イギリスの祝日“聖ジョージの日”と同じ）2024年4月23日に決定していた“Fallout 4”用の大規模なトータルコンバージョンMOD「Fallout: London」ですが、待望のリリースがいよいよ数日後に迫るなか、新たにTeam FOLONが最新のアナウンス映像を公開し、4月23日に予定していた本MODのリリースを延期したことが明らかになりました。

今回の延期は、多数の改善とCreation Clubコンテンツまで実装する「Fallout 4」の新世代機/PC向け大型アップデートの配信が、「Fallout: London」のリリースから僅か2日後に決定したことによるもの。

MOD利用者ならご存じの通り、Bethesda Game Studios作品のアップデート後には、MODの互換性チェックや修正対応等がほぼ必須で、「Fallout: London」ほど大規模なトータルコンバージョンMODの場合、どの程度の対応が必要となるか、（実際に新世代対応/PCアップデートがリリースされ、F4SEの新ver対応まで）工数が全く予想できないため、新たなリリース日は現時点で未定となっています。

Team FOLONは、当初の予定通り4月23日にMODをリリースしても、僅か2日後に新バージョンへの対応を始める必要があることから、延期はやむを得ないと説明しています。

余談ながら、「Fallout: London」のサイズは30～40GB近くに達していて、コンソールやNexus Modsを経由して配信するには余りにも大きく、これも課題の一つとなっていたものの、GOGの技術担当者の協力を得られたことにより、GOGやSteam、Epic Games版であってもMODを実行可能となる方法を見いだしたとのこと。

なお、Team FOLONは今回の延期が悪いことだけではなく、「Fallout: London」がエンジンの改善とパフォーマンス向上の恩恵を得て、さらなるQoLの向上が見込めると強調しています。