2024年10月24日 10:45 by katakori

Ubisoftの象徴的存在でありながら、（マリオ＋ラビッツギャラクシーバトルへのゲスト参戦以外）数年に渡って主立った新作がリリースされていない「Rayman」（レイマン）シリーズですが、新たにUbisoftがKotakuの確認に応じ、水面下でレイマンの新プロジェクトを進めていることが明らかになりました。

これは、Ubisoft Montpellierの“Prince of Persia: The Lost Crown”チームに関する解散の噂と、その後正式に報じられたスタッフたちの移籍について、さらなる噂（および移籍先の1つ）として浮上してきた未発表の「Rayman」プロジェクトに関する匿名情報の真偽を巡り、UbisoftがKotakuの確認に応じたもの。

この噂は、“Prince of Persia: The Lost Crown”チームの一部が“Project Steambot”と呼ばれるレイマンの未発表リメイクプロジェクトに参加したというもので、Ubisoft Milanが開発をリードし、なんとレイマンとラビッツ、Beyond Good & Evilの父であり、パワハラ報道問題で2020年にUbisoftを去っていたMichel Ancel氏がコンサルタントとして参加しているという驚きの内容で、Ubisoftの確認が待たれる状況となっていました。

Kotakuの確認に応じたUbisoftによると、新たにUbisoft MontpellierとUbisoft Milanが“レイマン”ブランドの次なる展開を検討する段階に入っており、（噂通り）レイマンの生みの親であるMichel Ancel氏が作品世界の一貫性を保つためにコンサルタントを行っているとのこと。

Rayman MiniやRayman Adventuresを含む小規模なモバイル向けスピンオフを除けば、2013年の“Rayman Legends”以来、10年以上に渡って新作が登場していない“レイマン”ですが、このプロジェクトが実際に日の目を見ることになるか、Michel Ancel氏の関わりを含む今後の動向に改めて大きな期待が掛かるところです。