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先日、2023年からさらに増加した同時接続者数やDAUの話題をご紹介した傑作「バルダーズ・ゲート3」ですが、予てから開発が進められているフォトモードを含む次期アップデートの動向に期待が掛かるなか、本日Larian Studiosが第30弾コミュニティアップデートを更新。なんと、12種もの新サブクラスやクロスプレイ、待望のフォトモードを導入するコンテンツアップデート“パッチ8”の開発を進めていることが明らかになりました。

今のところ、パッチ8の配信時期は不明ですが、サブクラスのラインアップを含むアップデートの概要が報じられているほか、クロスプレイを検証を含むPCとPlayStation、Xbox向けのストレステストを2025年1月上旬に始動する予定となっています。（テストの詳細や参加方法は次回の第31弾コミュニティアップデートにて発表）

■ 新クラスのラインアップと概要

• パッチ8にて、各クラスにそれぞれ1種のサブクラスが追加される（※ D&D5eプレイヤーズ・ハンドブック掲載分以外のサブクラスが遂に導入される）。また、新サブクラスの追加に伴い、新たな能力やアニメーション、ビジュアルエフェクト、召喚、初級魔法、幾つかのオリジナル要素、“誓い破りし者”向けの新規音声付きセリフとダイアログ選択の拡張などが実装される。
• バード – 惑わしの学派［College of Glamour］：惑わしの学派のバードは、友人達を癒やし、敵に命令を下す能力を持っている。独自の装いで味方に一時的な追加HPを与えたり、敵を魅了することができる（※ オリジナルの掲載はザナサーの百科全書）
• バーバリアン – Path of Giants：パッシブスキルを通じて巨人の力を得て、仲間や敵をより簡単に投げ飛ばすことができる。投擲攻撃に追加のダメージが与えられるほか、運搬可能な重量が増加する（※ 掲載はBigby Presents: Glory of the Giants）
• クレリック – 死の領域［Death Domain］：死を扱い、死霊ダメージに特化した初級呪文と呪文をもつ。付近の死体を爆発させ敵にダメージを与えるBG3独自の能力も追加される（※ 掲載はダンジョン・マスターズ・ガイド）
• ドルイド – 星々の円環［Circle of Stars］：星の形態により、射手と聖杯、ドラゴンをテーマにした3つの異なる星座に基づく形態にアクセスでき、それぞれに異なるプレイスタイルと能力が得られる。射手は遠隔攻撃型、聖杯は防御・サポート系、ドラゴンは与ダメージ強化（※ 掲載はターシャの万物釜）
• パラディン – 鎮護の誓い［Oath of the Crown］：文明の理想や国家、民族、主君、秩序等に誓いを立てたパラディン。仲間を助け、敵を妨害する力を授かり、神の忠誠によりパーティを強固にし、ダメージを吸収しながらHPを回復させる能力を持つ（※ 掲載はソード・コースト冒険者ガイド）
• ファイター – アーケイン・アーチャー［Arcane Archer］：魔法と射撃の技術を得たファイター。新たな射撃アニメーションや独自のスキルが導入され、敵を1ターンの間フェイワイルドに追放したり、精神ダメージを与え知力セーヴィング・スローを強要し敵を盲目させることが可能（※ 掲載はザナサーの百科全書）
• モンク – 酔拳門［Drunken Master］：酔拳の使い手となって、インベントリやソード・コースト周辺で見つかるボトルから直接飲酒できる。敵を酔わせて自身のACを強化したり、酔った敵に対する命中率バフが得られるほか、酔っぱらった敵は他の酔拳門アビリティの影響を受けやすくなる。（※ 掲載はザナサーの百科全書）
• レンジャー – スウォームキーパー［Swarmkeeper］：レンジャーの戦いを支援する3種の群れの協力を得られる。クラゲの群れが追加の電撃ダメージを、蛾の舞いが精神ダメージを、ハチの群れが刺突ダメージを与える。また、群れによるテレポート能力も得られる（※ 掲載はターシャの万物釜）
• ローグ – スワッシュバックラー［Swashbuckler］：敵に砂をかけて盲目にしたり、投擲で武装解除する能力、機会攻撃を回避するフットワークなど、海賊をテーマにした新アクションが導入される（※ 掲載はソード・コースト冒険者ガイドとターシャの万物釜）
• ソーサラー – 影の魔法［Shadow Magic］：暗闇で力を増すソーサラー、優れた暗視能力や暗闇の中を移動する瞬間移動能力、凶兆の猟犬の召喚能力等を持つ。Larian Studiosによると“影の魔法”は自信家モードのプレイに最適とのこと（※ 掲載はザナサーの百科全書）
• ウォーロック – ヘクスブレード［Hexblade］：シャドウフェルの存在と契約を交わすウォーロック。敵を呪い、その魂を自身に従わせる。この召喚は10ターン使役可能で、敵に死霊ダメージを与え、敵の魂を通じてウォーロックを回復する能力をもつ（※ 掲載はザナサーの百科全書）
• ウィザード – ブレードシンガー［Bladesinging］：剣術と魔法を融合させ戦うウィザード。武器を手に呪文を唱える新たな詠唱アニメーションが導入される。新たな刃の歌アビリティや耐久力セーヴィング・スローボーナスが得られる（※ 掲載はソード・コースト冒険者ガイド）

また、フォトモード機能は、冒険中や戦闘中、会話、シネマティック毎に異なるレベルの自由度を備えた撮影が可能で、カメラの位置調整やレティクル・構図グリッドの表示オプション、召喚等を含むキャラクターの整列機能、視野や露出、被写界深度、焦点距離等を含むレンズ設定、表情の変更、40種を超える静止ポーズ、カラーグレーディングやコントラスト、彩度、ハイライト、明るさ、ビネット等を含むポスプロエフェクトも多数実装される予定。Larian Studiosによると、後日改めて内部プレイテストで撮影されたスクリーンショットの作例がお披露目されるとのこと。

クロスプレイについては、PCとMac、PS5、Xbox Series X|Sを対象とするクロスプラットフォームプレイとクロスプラットフォームプログレッションが含まれ、Larianネットワークを介したクロスプラットフォームロビーが用意される予定となっています。

なお、Larian Studiosの報告によると、12月下旬にパズルと報酬を含むクリスマス向けのちょっとしたサプライズが用意されているとのこと。