“Celeste”を生んだMatt Makes Gamesの後継スタジオ“Extremely OK Games”の次回作として、2021年4月にアナウンスされたアクションプラットフォーマー「Earthblade」ですが、2025年に延期となっていた“Earthblade”の続報が待たれるなか、新たにEXOKが公式サイトを更新し、「Earthblade」の開発中止を発表。さらに、“Celeste”や“TowerFall”のピクセルアートを手がけ、EXOKの創設メンバーの1人だったPedro Medeiros氏がスタジオを退社したことが明らかになりました。
EXOKのMaddy Thorson氏とNoel Berry氏は、今回の発表と“Earthblade”の開発中止が胸の張り裂けるように悲しい苦渋の決断だったと語り、“Celeste”の知的財産権を巡って長年の友人だったPedro Medeiros氏との間に亀裂が生じたと報告。(公にはされない)この問題は解決に至ったものの、最終的に双方が別々の道を歩むべきだという結果になってしまったと伝えています。
Maddy Thorson氏によると、Pedro Medeiros氏を失ったことが「Earthblade」の開発を中止した唯一の要因ではないものの、プロジェクトを真剣に見直すきっかけとなり、「Earthblade」の開発期間が長期化する一方で、思いのほか進捗が芳しくなかった状況を踏まえ、これを完成させる苦しみとプレッシャー、今後も続く疲弊、Pedro氏との決別による痛み・迷いなどを考慮し開発中止を決めたとのこと。Maddy Thorson氏は、様々な思いの中に、苦しい計画を中止したことによる安堵もあると、複雑な心境を明らかにしています。
Pedro Medeiros氏は既にチームを去り、「Neverway」と呼ばれる新作に取り組んでいますが、Maddy Thorson氏は「Earthblade」の開発中止に関する決定と責任は、全て自身とNoel Berry氏にあると明言。Pedro Medeiros氏と“Neverway”が敵対するような存在ではなく、EXOKコミュニティにおいて彼らを敵視することは歓迎されないと前置きした上で、“Neverway”が非常に有望な作品であることから、是非注目して欲しいと強調しています。
なお、EXOKの今後について言及したMaddy Thorson氏は、今回の騒動によって他のメンバーもスタジオを去ったと明かし、「Earthblade」で学んだ多くの教訓を活かして、全てを白紙に戻し、再び小規模なプロジェクトに集中すると報告。自分たちのペースでプロトタイプ開発を進め、“Celeste”や“TowerFall”の初期にあったゲーム開発と創作活動の喜びを取り戻し、原点に戻りたいと説明しています。
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