ディスコ エリジウム後継の1つ「HOPETOWN」のKickstarterキャンペーンが遂にスタート、主要な開発者達が出演する解説映像も

2025年3月17日 23:02 by katakori
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「HOPETOWN」

ディスコ エリジウム”後継を謳う3つのスタジオの1つ“Longdue”のデビュー作としてアナウンスされ、先日Kickstarterキャンペーンの始動が3月17日に決定した新作CRPG「HOPETOWN」ですが、本日予定通り本作のKickstarterキャンペーンがスタートし、早くも初期ゴールの3分の2を超える調達を達成しています。

また、Kickstarterキャンペーンの解禁に併せて、“ディスコ エリジウム”の忘れがたいナレーションを担当したLenval Brown氏や“ZA/UM”の最初期メンバーで前身のアーティストグループを結成したMartin Luiga氏、“ディスコ エリジウム”を救ったと豪語するKnights of UのPiotr Sobolweski氏など、数名の主要メンバーが「HOPETOWN」のコンセプトと革新性についてとうとうと語るKickstarterキャンペーン映像が登場しているほか、新たにKentucky Route ZeroとCardboard Computerを生んだBen Babbitt氏の参加も報じられており、(ゲームプレイのディテールが報じられない一方で)風呂敷が広がる一方のプロジェクトに改めて注目が集まる状況となっています。

なお、「HOPETOWN」のゲーム本編を含むプレッジは25英ポンドから(※ 19英ポンドの数量限定Early Bied版は残り極小)、既にストレッチゴールも報じられており、“The Witcher 3: Wild Hunt”のPaweł Blaszczak氏が楽曲を提供する5万英ポンドゴールを筆頭に、Martin Luiga氏によるオリジナル短編、ゲームプレイの鍵となるPsychogeographyシステムの拡張など、4種のゴールが解禁済みとなっています。

「HOPETOWN」は、Longdueが“Disco Elysium”の生々しい感情の奥深さと心理描写の機微に、“Planescape: Torment”の哲学的な芳醇さと複雑な物語を融合させ、RPGの可能性を再定義し、ストーリー主導型のRPGにおける新たなビジョンを形作ると謳うアイソメトリック視点のサイコロジカルRPGで、衰退と変革の瀬戸際に立ち、政治的な腐敗と陰謀、権力争いによって爆発寸前の火薬庫のような混乱に満ちる鉱山の町を舞台に、この町を調査する一匹狼のジャーナリストを描くことが報じられていまし。

本作の主人公となるジャーナリストは、世界で最も裕福な男の実子の1人として育ち、特権に守られた家で贅沢と権力を謳歌してきた一方で、全ての人を遠ざけるようなトゲのある人物でもあり、何らかのスキャンダルを起こし名家を放逐され、長い列車の旅を経て鉱山の町に辿り着いた背景が判明していたほか、Longdueは町の調査を通じて、型破りなジャーナリストとして町に混乱をもたらすか、陰謀論者となって事実を歪曲し報じるか、あるいは計算高い調査員となって残酷な真実を明らかにするか、プレイヤーの選択によって変化する様々なプレイスタイルとDisco Elysium的CRPG体験の導入を掲げていました。

■ 再掲:“HOPETOWN”のさらなるディテール

  • 「HOPETOWN」の世界は、数十年前に発生した超巨大な太陽フレアと磁気嵐により、電子機器と世界的な通信システムが破壊され、鉱業が主要な産業として復活した架空の地球。舞台となる鉱山の町は、イングランド北部の村で、前述した鉱業の復興によって無数に誕生した企業都市の1つ。
  • この村は、小さな田舎町の魅力と大規模な鉱業事業が一体となり、地表と地下の両方で活気に満ちあふれていたものの、鉱物の埋蔵量はゆっくりと枯渇しており、世界の壊滅から復活した資本主義の新たな犠牲者となるはずだった。しかし、この鉱山から水銀が発見され、貴重な鉱石がほぼ枯渇していた鉱山の町は、一晩にしてきらめく宝によって豊かに開花し、全ての鉱山労働者と町の住人たちは、明るい未来を確信していた。
  • しかし、光輝くものは、新たな軋轢と制御不能な事態を生み、坑道は怒鳴り合いから乱闘へとエスカレートする。地下で煮立った圧力は地上にも影響をもたらすが、企業の経営陣は業務が存続する限り、気にもとめなかった。しかし5日前、死者と行方不明者が出る事件が発生し、坑道の採掘作業が急遽停止となった。この事件を調査するためにやってきたのが前述の主人公となる人物。
情報元及びイメージ:HOPETOWN

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