Assassin’s Creedの誕生と成功を支えたJade Raymond氏が自身のスタジオ「Haven Studios」を退社、スタジオはライブサービスゲーム“Fairgame$”を開発中

2025年5月16日 17:30 by katakori
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「Jade Raymond」

かつて、UbisoftでAssassin’s Creedの誕生と成功を支えたベテランJade Raymond氏の新スタジオとして2021年3月に設立され、2022年7月にはSIEの買収によりPlayStation Studiosのファーストパーティスタジオとなっていた「Haven Studios」ですが、2023年5月にお披露目されたデビュー作「Fairgame$」の動向に注目が集まるなか、新たにBloombergのJason Schreier氏がJade Raymond氏の「Haven Studios」退社を報じ話題となっています。

これは、“Haven Studios”の内部事情に詳しい匿名ソースから得た情報で、退社の理由や背景は不明ながら、PlayStationの広報がBloombergの確認に応じ、Jade Raymond氏の退社が事実であること認めており、今後の“Haven Studios”については、新たな共同責任者となるMarie-Eve Danis氏(※ For HonorやWatch Dogsの開発を率いた元Ubisoftのベテランで、Havenの製作総指揮を務めていた)とPierre-François Sapinski氏(Assassin’s CreedやRainbow Six Siegeの開発に従事したディレクター、Havenの共同創設者として開発部門を率いていた)が事業を継続することが判明しています。

なお、Jason Schreier氏の匿名ソースによると、Jade Raymond氏の退社はオンラインシューターとなる“Fairgame$”の外部テストから数週間後の出来事で、スタジオの開発者の一部は“Fairgame$”の評価と進捗に懸念を抱いていると報じられています。

参考:2023年5月に公開されたデビュー作“Fairgame$”のCGIトレーラー

余談ながら、Jade Raymond氏はAssassin’s Creedの成功を経て、Watch DogsやSplinter Cellの製作総指揮を務めた後、2014年10月にUbisoftを退社。2015年には現在のEA Motiveを設立し、サンドボックス系オープンワールドIP(コードネーム“Gaia”)の開発やAmy Hennig氏が当時開発を進めていたVisceral Gamesの“スター・ウォーズ”新作を支援していたものの、何れも頓挫。2019年11月末にはStadia専用タイトルの開発を進めていたGoogleのファーストパーティスタジオ“Stadia Games & Entertainment”の責任者に就任したものの、GoogleがStadia事業と共にSG&Eを閉鎖したことからGoogleを去り、2021年にSIEの出資を受け“Haven Studios”を設立していました。

情報元及びイメージ:Bloomberg.com

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