Tencent傘下の“Polaris Quest”が開発を手がけるPCとモバイル向けのオープンワールドサバイバルアクションMMOとして、昨年11月末にアナウンスされ、余りにも安直すぎる“Horizon”クローンなビジュアルが話題となった「Light of Motiram」ですが、“Horizon”クローンな世界観とビジュアルに“Arc”シリーズのゲームプレイ、“モンスターハンター”的アクションを組み合わせたようなハイブリッドの動向に注目が集まるなか、新たにSIEが「Light of Motiram」の“Horizon”的なデザインを巡りテンセントを提訴したことが明らかになりました。
これは、SIEが現地時間の7月25日(金)付けでカリフォルニア北部地区連邦地方裁判所に訴状を提出し提訴したもの。SIEはテンセントの「Light of Motiram」が“Horizon”シリーズの象徴的な要素を複数コピーした悪質な模倣品で、消費者を混乱させる恐れがあると主張しており、SIEの著作権と商標権、知的財産権を侵害しているとして、“Horizon”シリーズタイトル毎に15万ドルの損害賠償とIP侵害の差し止め処分を求めています。
また、SIEの訴状によると、2024年にテンセントがAurora Studios経由でSIEにコンタクトし、“Horizon”のモバイル向けスピンオフに関する共同開発を提案したものの、この提案は“Horizon”シリーズに東洋的なビジュアルやサバイバル、クラフト、機械獣のテイム、マルチプレイヤー要素を追加するというもので、提案資料には万里の長城に立つアーロイの姿を含む中国風のデザイン設定やゲームプレイのモックアップが含まれており、SIEは(当然ながら)この提案を断ったとのこと。
この提案の内容を鑑みるに、「Light of Motiram」がまさにこの計画を独自で進めた作品であろうことは想像に難くなく、近年AA~AAA分野ではめっきり見かける機会が少なくなった直球すぎる虚無クローン(とりわけ機械獣のデザインが凡庸で、逆にGuerrilla Gamesの凄さが分かる)の動向に改めて注目が集まるところです。
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