先日、初のエクスパンジが解禁された「Destiny 2: 永夜のシーズン」ですが、新たにBungieが5月27日分の“今週のBungie”を更新し、来るシーズン15にて導入を開始する予定だったPvPにおけるステイシスの抜本的なバランス調整の一部を前倒し、6月4日の臨時修正にて実装することが明らかになりました。
予てから明言されていたステイシスの調整は、PvPにおける支配的な状況の打破を図るもので、シーズン15以降はステイシスだけでなく、銃による戦闘を重視した光のサブクラス(ボイド/ソーラー/アーク)の見直しを含むサブクラスツリー間の全体的なバランス調整が進められる予定となっています。
ステイシス全般
■ ステイシス凍結効果
- スーパースキル以外の対プレイヤー凍結効果の持続時間を1.35秒に短縮。
- 注: この凍結時間は解放を実行するには短すぎるため、スーパースキルによって凍結させられた時のみ解放が可能になる。
- 凍結状態のプレイヤーに対する特殊ウェポン、ヘビーウェポン、光スキルのボーナスダメージを+50%から+5%に減少。
■ ステイシス遅延効果
- 武器の命中精度を低下させなくなる。
- 攻撃を受けた時の武器のひるみを増加させる。
- クラススキルや空中での動きを抑制しなくなる(例: イカロスダッシュ)。
- 既知の問題: 遅延状態の時にストームマスターのイオンブリンクが抑制される。この問題は今後の更新で修正予定です。
- 遅延状態の時の移動速度ペナルティを最大20%軽減。
■ かけら「多面体の囁き」
- 敵を凍結させると武器ダメージが増える効果はなくなる。
- 敵を凍結させると、武器の安定性、武器の照準補佐、可動性、耐久力、回復力が上昇する。
■ かけら「霧氷の囁き」
- スーパースキル発動中に2つ目のシールドを付与しなくなる。
■ コールドスナップグレネード
- 最初の標的捕捉後は、シーカー弾が標的を追跡しなくなる。
- シーカーがスポーンするまでの準備時間を0.3秒から0.8秒に延長。
- 対プレイヤー爆発半径を3mから1.5mに縮小。
- 壁で跳ね返って地面で爆発するようになる。
タイタン・ベヒーモス
最近のゲームプレイデータを見ると、ほとんどの6対6ゲームモードにおいてベヒーモスが総じて最も高い勝率を誇っており、3対3モードにおいても最も強いサブクラスとなっています。例えば、オシリスの試練の対戦では、ベヒーモスよりも高い勝率を誇っているのはドーンブレードのトップツリーだけです。ベヒーモスのスキルバランスを調整する際には、これらの強みを考慮しました。氷結の一撃とクライオクラズムの効果により、ベヒーモスは非常に高い可動性を有しているため、特にコントローラーを使用するプレイヤーにとってベヒーモスを狙うことが難しくなっています。移動中のベヒーモスをより狙いやすくするための措置を取ったことで、このフラストレーションが軽減されることを期待しています。
■ 氷結の一撃
- 飛行速度を低下、および飛行距離を短縮。
- プレイヤーに対するノックバックを減少。
- プレイヤーに当たった時に発生する遅延効果爆発を削除。
■ クライオクラズム
- スーパースキル発動中でない場合、タイタンは発動前に1.25秒ダッシュする必要がある。
- クールダウンを削除。
■ 嵐の遠吠え
- 最初の凍結/ダメージ範囲の角度を縮小。
- クリスタル生成の凍結半径を縮小。
- 犠牲者が逃げられる機会を増やすために、クリスタル生成のシーケンスを減速。
- 壁に向かって放たれた場合、壁に小さなクリスタルが生成されるようになる。
■ 氷河の揺れ
- 強スラム攻撃による垂直方向の対プレイヤー凍結範囲を減少。
- ダメージ耐性を50%から47%に低下。
ハンター・レベナント
クルーシブルにおけるレベナントの勝率、1分あたりのキル数、平均効率は、全サブクラスツリーの中で概ね上位6位以内というところですが、その使用率は非常に高くなっています。オシリスの試練の対戦における勝率の高さは全サブクラスツリーの中で5番目ですが、なんと試練プレイヤーの36%がこのサブクラスを使用しています。この使用率の高さはつまり、プレイヤーがそのスキルの犠牲になる頻度が高くなり、衰弱の刃や冬の帳によって遅延させられた時のフラストレーションが倍増することを意味します。遅延に関する変更とレベナントのスキル調整の組み合わせによって、より良いゲームプレイができるようになることを期待しています。
■ 衰弱の刃
- 対プレイヤー遅延効果の持続時間を2.5秒から1.5秒に短縮。
- 監禁の囁きによる対プレイヤー遅延効果持続時間の延長を2秒から0.5秒に短縮。
- 対プレイヤーダメージを65から45に減少(ワンバウンド後はさらに30に減少)。
- 投射速度を10%低下。
- 壁で跳ね返った後の追跡機能を低下。
■ 冬の帳
- 対プレイヤー遅延効果の持続時間を2.5秒から1.5秒に短縮。
- 監禁の囁きによる対プレイヤー遅延効果持続時間の延長を2秒から0.5秒に短縮。
■ 冬の気配
- コールドスナップのシーカー弾の移動速度と移動距離が強化されなくなる。
- コールドスナップのシーカー弾が爆発時に小さなステイシス・クリスタルを生成するようになる。
ウォーロック・シェードバインダー
クルーシブルにおけるシェードバインダーのパフォーマンスは、全サブクラスツリーの中でも上位10位以内に入っています。オシリスの試練の対戦での勝率は、全サブクラスツリーの中で9番目です。(ちなみに、ここで挙げているデータは全て2021年5月14日の週末のものですが、通常は週末間で大きな差はありません。「ガラスの間」リリースの週末は少し状況が変わりましたが。) シェードバインダーは対戦プレイにおいては最も強力ではないかもしれませんが、そのスキルで凍結させられると犠牲者は大きな精神的ショックを受けます。その強力な効果を踏まえ、半影爆発を繰り出す際により高い技術が必要になるように、対プレイヤー攻撃時に求められる精度を高く設定しました。
■ 半影爆発
- 対プレイヤー追跡機能を低下、および対プレイヤー近接爆発範囲を縮小。
- 環境オブジェクトに当たった時の対プレイヤー凍結範囲を2.7mから1.5mに縮小。
■ アイスフレアボルト
- プレイヤーの粉砕によって生成されたシーカー弾は、一度だけ連鎖するようになる。
■ 冬の怒り
- 凍結効果を持つ投射物の追跡力が、発射開始から2秒後に0になる。
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