DayZのバトルロイヤルMODやH1Z1、そしてPlayerUnknown’s Battlegrounds(現:PUBG)を生んだバトルロイヤルジャンルの父として知られ、Kraftonと決別した2021年9月以降は自身のスタジオ“PLAYERUNKNOWN Productions”で「prologue」と呼ばれるプロジェクトを進めていたBrendan “PlayerUnknown” Greene氏ですが、2年以上続報が途絶えているスタジオとプロジェクトの動向に注目が集まるなか、本日“PLAYERUNKNOWN Productions”がプレスリリースを発行し、3つの新プロジェクト「Prologue: Go Wayback!」と「Project Artemis」に加え、スタジオの内製エンジン“Melba”を用いて地球規模の巨大なオープンワールド環境をプロシージャル生成する無料技術デモ「Preface: Undiscovered World」をアナウンス。本日より、Steamにて“Preface: Undiscovered World”の配信を開始しました。
スタジオのデビュー作となる「Prologue: Go Wayback!」は、クラシックなサバイバルメカニクスと機械学習によるゲーム世界の自動生成技術を組み合わせるシングルプレイヤー向けのオープンワールド探索ゲームで、動的な天候システムやアイテムの修理システムといった要素を特色としており、2025年第2四半期にSteam Early Access版の発売を予定しています。
また、本日配信が開始された「Preface: Undiscovered World」は、クラウドサービスを用いず、GPUのみで動的な惑星環境を自動生成するエンジン“Melba”の技術デモで、地球とほぼ同サイズの5億1,000万平方kmに及ぶ広大なオープンワールド生成を特色としています。
3つ目の「Project Artemis」は、前述の“Prologue: Go Wayback!”と技術デモをベースに構築するスタジオの最終目標プロジェクトで、地球規模のオープンワールド環境を舞台とする大規模マルチプレイヤーサンドボックスを目指していることが判明しています。
さらに、プロジェクト3種の発表に併せて、Brendan Greene氏を含む主要な開発者達がプロジェクトの構想やコンセプト、技術的なトピックの解説を交えながら“Melba”で生成された世界を紹介する6分強の開発映像が登場しています。
— PLAYERUNKNOWN (@PLAYERUNKNOWN) December 5, 2024
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