「ボーダーランズ4」は見える場所全てに到達できるシリーズ最大のオープン環境を導入する、登場勢力を含む幾つかの新情報も

2024年12月16日 15:05 by katakori
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「Borderlands」

先日、待望のお披露目を果たし、新たな舞台となる惑星“カイロス”のロケーションや4人の新ヴォルト・ハンター、“タイムキーパー”と呼ばれる新たなヴィランの存在が明らかになったシリーズ最新作「ボーダーランズ4」ですが、前作の衝撃的なクリフハンガー以降の展開に注目が集まるなか、新たにRandy Pitchford氏がGameSpotのインタビューに応じ、最新作の新たな取り組みに言及。従来のシリーズを超える、非常に広大かつシームレスなオープン環境の導入を計画していることが明らかになりました。

参考:先日公開された「ボーダーランズ4」のアナウンストレーラー

前作“ボーダーランズ3”は、異なる惑星を訪れるというアイデアに基づいて区画化されていたと語ったRandy Pitchford氏は、その弊害として、やや開放感が少なく、自由度が低く感じられたと振り返り、来る「ボーダーランズ4」の舞台はシリーズ史上最もオープンかつシームレスで自由なものになると強調。TGAにてお披露目された映像に登場する全ての景色(当然、空に浮かぶエルピスは例外だと思われる)がロードなしで到達できるプレイアブルな空間の一部だと説明しています。

今のところ、このオープン環境に関する構造や具体的な広さ等を含む詳細は不明ですが、Randy Pitchford氏は近年の“オープンワールド”という用語には様々なニュアンス(言外の、例えばシミュレーション的なある種のサンドボックス性や有機的なインタラクションなど)が含まれるため、全てにデザイナーの思惑と目的があって、プレイヤーとダイナミックな戦闘のために配置された本作の環境は、システム的なアルゴリズムに満たされた世界ではなく、“オープンワールド”とは呼ばないと明言。あくまで、シームレスで広大、スタジオ史上最も大きく、密度の高いコンテンツで満たされたものだと強調しています。

また、Randy Pitchford氏はこの広大な世界を移動するために、新しいビークルと移動メカニクスを追加したと明らかにしており、その1つがトレーラーにも登場したグラップリングフックだと説明。今後よりクールな独自の名称に変更される可能性があるものの、今のところは便宜上グラップルと呼んでいるとのこと。

Randy Pitchford氏は、前作“ボーダーランズ3”の移動技術が(主によじ登りとスライディングによって)前々作から飛躍的に進化したと振り返り、最新作「ボーダーランズ4」もまた、移動技術にさらなる進化を用意していると述べ、一度最新作をプレイしてしまえば、“ボーダーランズ3”のプレイには戻れない、或いはかなり困難に感じるだろうと伝えています。

余談ながら、Randy Pitchford氏によると、Gearboxは「ボーダーランズ4」をかなり長い期間を掛けて開発しており、始まりは前作“ボーダーランズ3”の出荷前だったと発言。当時“ボーダーランズ3”に携わった開発者達の大部分は、その後“ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界”に携わり、その後ワンダーランズチームのほとんどが「ボーダーランズ4」の開発に参加したとのこと。

さらに、GearboxがPlayStation.Blogを更新し、本作の導入や勢力に関する幾つかのディテールが判明しています。

  • これまで何らかの力で隠されていた惑星カイロスの上空にエルピスが出現。エルピスが惑星を取り囲む防護バリアを破り、この衝突によってカイロスの地表に隕石とバンディットのマスクが雨のように降り注いだ。
  • この出来事から数年後、カイロスに恐ろしい女王Callisが率いる大勢力“Rippers”が誕生。彼らはカイロスを支配するタイムキーパーの“The Order”軍と激突する。
  • 新たなヴォルト・ハンターがカイロスを訪れる(どうやら不時着する模様)ころには、リッパーズとオーダー軍の対立により、惑星カイロスは“ボーダーランズ”的カオスに満ちた激しい戦場と化している。
「Borderlands」
参考:トレーラーに登場した遠景、この場所全てを訪れることが可能になる
「Borderlands」
グラップリング、詳細は不明だがグラップリング“可能”なポイントがあるようにも見える
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新たに登場する新型ビークル
「Borderlands」
バイクのようなビークルも確認できる
「Borderlands」
新たなヴォルト・ハンターの2人、左は二刀流で戦っていた人物、右は新セイレーンか
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残る2人のヴォルト・ハンター、マッシブな男性は左腕が義手になっている
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イケオジ化がさらに進んだゼインも登場、クローンは昔のまま
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腰に便利そうなベルトを装備したクラップトラップ
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映像に登場した謎のキャラクター、体の一部にヒビが入っている
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新たな敵“タイムキーパー”の外観
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タイムキーパーの顔ははっきり見えないが、彼にもヒビのようなものが見える
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カイロスのものと思われるヴォルト、封印の形状が従来のものとは大きくことなる
背後にはガラス状にヒビわれたカイロスの防護バリアとエルピス、ここでも“鍵”の役割を果たすのか
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公式スクリーンショットには、上掲のシーンと同じく惑星の防護バリアを破壊するエルピスが確認できる
「Borderlands」
新たなバンディット勢力となる“Rippers”
「Borderlands」
Rippersの女王“Callis”、彼女が見上げるのもエルピス

Borderlands 4

『ボーダーランズ4』で、冷酷な暴君が支配する新たな惑星を舞台に、激しいアクション、バッドアスなヴォルト・ハンター、そして数十億種類のワイルドかつ強力な武器で、自分史上最強にワイルドにヒャッハーしようぜ!今すぐウィッシュリストに追加しよう!

富と栄光を求める4人の新たなヴォルト・ハンターの1人としてカイロスに降り立った主人公。強力なアクションスキルを駆使し、奥深いスキル・ツリーでビルドをカスタマイズしながら、ダイナミックな移動能力で敵を蹴散らそう。

冷酷に大衆を支配する独裁者、タイムキーパーの圧政を打ち砕く最大のチャンスが到来。今、この惑星では世界を揺るがす大災害が暴君による秩序を脅かし、混乱が巻き起こっているのだ。

反乱の炎を燃え立たせ、機械仕掛けの怪物や血に飢えたバンディットや凶暴な獣たちを蹴散らしながら突き進もう。カイロスを縦横無尽に駆け抜けながら、超火力の兵器をかき集め、さらなる大混乱を引き起こすのだ!

この壮大なSFアドベンチャー最新作では、ソロプレイまたは最大4人による協力プレイが可能。自由度の高い戦闘や探索、手に汗握るボスバトル、無限大の戦利品ドロップ、新旧織り交ぜた魅力的なキャラクターたちも登場だ!

2025年初頭に公開される 『ボーダーランズ4』のゲームプレイ映像もお見逃しなく。

情報元及びイメージ:GameSpot, PlayStation.Blog

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