“DOOM”(2016)のプリクエルにあたる新作として、昨年6月にアナウンスされたidの次回作「DOOM: The Dark Ages」ですが、2025年内を予定している発売に期待が掛かるなか、先ほど放送が終了した“Developer_Direct 2025”にて、太古のデーモンと対峙するドゥームスレイヤーを描く新トレーラーが公開され、本作の発売日が2025年5月15日に決定したことが明らかになりました。
また、シールドソーのディテールや幾つかの新システム、ゲームスピードの調整オプションといった要素が確認できる開発映像が登場しています。
『DOOM: The Dark Ages』: スレイヤーの怒りの根源への回帰
■ 概要
- 「Xbox Developer Direct」において、id Software より『DOOM: The Dark Ages』のゲームプレイ映像と多数の新情報が発表されました。
- 同作の中核を成す 3 つの柱: 戦闘、探索、ストーリーに関する情報が明らかになりました。
- 『DOOM: The Dark Ages』は 5 月 15 日に発売予定です。
- 本日の「Xbox Developer Direct」において、id Software の開発スタジオより、高い評価を得た『DOOM』(2016) と『DOOM Eternal』の前日譚であり、これまでで最も野心的な「DOOM」タイトルとなる『DOOM: The Dark Ages』の詳細が発表されました。
今回の発表では、本作の中核を成す 3 つの柱、すなわち戦闘、探索、ストーリーについて、より詳しく知ることができました。プレイヤーは伝説の「ドゥームスレイヤー」となり、「DOOM」シリーズの特徴である地獄のようなダーク SF / ファンタジーの世界を探索し、武器や装備を増やしながら広大な戦場で戦うことになります。
『DOOM: The Dark Ages』は、「DOOM」のあらゆる面が再構築され、長年のファンにも新しいファンにも楽しんでもらえるような、最高の新作アクション アドベンチャー ゲームとなっています。
■ 戦闘
『DOOM: The Dark Ages』のアクションは、スレイヤーが振るう圧倒的な力、すなわち凄まじい近接戦闘能力や、往年の「DOOM」の動作であるストレイフ (※左右の平行移動) の復活を特徴とする、地に足の着いた内容となっています。開発チームの言葉を借りるなら、「『DOOM Eternal』が戦闘機のような感覚だったとすると、『DOOM: The Dark Ages』では鉄の戦車で、立って戦うことができるようになっています。新しい近接武器のロードアウトに加え、まったく新しい近接スキル ツリーにより、悪魔に接近して強力なダメージを与えることができます。
今回の映像では、降り掛かる炎を防いだり、遠距離から敵の首をはねたり、地形を横断したりする機能を合わせ持つ「シールド ソー」が登場しました。また、巨大なスパイク付きのフレイル、襲い来る敵を打ちのめして麻痺させるエレクトリック ガントレット、凶悪なスパイク付きメイスといった、それぞれコンボやアップグレード機能を持つ 3 つの新しい武器も紹介されました。
「直感的で革新的な、深みのあるループや「ダンス」を生み出すこと。外見は楽しく、中身はスマートというのが重要です」と、ゲーム ディレクターのヒューゴ マーティン (Hugo Martin) 氏は言います。「新しくて取っつきやすい、魅力的な超パワー ― 中世風の地獄の戦いのど真ん中で、鉄の戦車になったような気分を味わってみたいと思いませんか ?」
もちろん、「DOOM」は銃を扱うゲームでもあり、トレードマークである最高の銃撃戦も本作にはふんだんに盛り込まれています。迫力満点の巨大なダブルバレル ショットガン、敵を麻痺させる弾を放つエネルギー ガン、そして恐らく最も印象的な、頭蓋骨を砕いて高速弾を作り出すという、とんでもない見た目のマシンガンなど、いくつかの遠距離武器も目にしました。これまでの「DOOM」シリーズでは対峙したことのないような巨大で凶悪な悪魔を相手にするために作られた、恐ろしいとしか言えない武器たちです。
より大きな悪魔にはより大きな戦いを――というわけで、メカ ファンの方にも朗報です。『DOOM: The Dark Ages』では、巨大スケールで敵に立ち向かうために作られた巨大メカ「アトラン」を操縦することができます。今回の映像では、まるで怪獣映画のように、アトランがビルほどの大きさの悪魔に強力な一撃を叩き込む様子も見ることができました。「DOOM」の壮大で凄まじい戦闘が、文字どおり次のレベルのスケールで展開することになります。
これだけでは物足りないという方には、ファンタジー感あふれる別の新兵器も用意されています。上空から急降下し、立ちはだかるすべてを一掃する、ガトリングガン搭載の巨大なサイボーグ ドラゴンです。『DOOM: The Dark Ages』の内部コンセプトは「立って、戦う」ですが、この兵器に乗り込み、ファンタジーな空中戦をくり広げることもできるようになります。
ドラゴンとアトランにはそれぞれにアップグレードも用意されており、使用すればするほど、今よりもっとカッコよく効果的な性能になることでしょう。
■ 探検
『DOOM: The Dark Ages』では、暗い森やそびえ立つ建造物、危険なダンジョンや古代の戦場など、スレイヤーの過去につながるミステリアスな世界が登場します。「DOOM」シリーズの特徴である地獄絵図に恐ろしい中世風のアレンジが加えられ、壮大なファンタジーを背景にハイテク武器やサイボーグ強化された悪魔が立ち並ぶ様は、じつに目を見張るものがあります。
また、これまでの「DOOM」シリーズではあまり体験できなかった自由度で、それらのステージを完全に探索することも可能です。『DOOM: The Dark Ages』のステージは、従来の作品に比べて非直線的で、どのエリアを探索し、どの目標を追い求めるかを自分で決めることができます。まさに「DOOM」のサンドボックスであり、好きな場所で好きなように戦闘をくり広げることができる遊び場であり、「DOOM」史上最大のプレイヤー スペースとなっています。
前述のシールド ソーは、優れた探索ツールとしても機能します。壊れた橋を渡ったり、岩場をよじ登ったり、隠れた道を突き進んだり、世界の隅々に隠された宝物を手に入れたりするのに使えます。探索は単に推奨されるだけのものではなく、戦利品やアップグレード、秘密といった見返りもあります。
「進行に沿った力が、探索へとつながります」とヒューゴ氏は付け加えます。「Dark Ages を制するために必要なあらゆる重要アイテムは、敵が持っているか、世界のどこかに隠されています。探して、見つけて、破壊を !」
■ ストーリー
id Software のチームは『DOOM: The Dark Ages』の物語にもかなりこだわっており、ストーリーと伝承をより取っ付きやすく、コーデックスから奥深いストーリー要素を引き出し、最大のインパクトを与える最高のカットシーンにすることを目指しています。
「物語の冒頭でスレイヤーが囚われていることで、善と悪のパワーバランスが変わりつつあり、時間が迫っています」とマーティン氏は言います。「我々の英雄は、危機に瀕した人々の中で恐れられる外部者であり、古代の悪に包囲された世界で、彼らが仕える神々によって力を制御されているのです」
メイン プロットは今のところ伏せられていますが、開発チームによると、魅力的な新キャラクターや古い仲間たち、そしてもちろん恐ろしい新たなヴィランとの出会いに期待できるとのことです。また、今作のストーリーは『DOOM』(2016 年)のスレイヤーの証言に直接つながるものであり、前 2 作のオリジン ストーリーのような役割も果たします。スレイヤーの伝説にふさわしいアクション ストーリーが明かされるのが待ち遠しいところです。
伝説の超戦士になれる日は遠くありません。『DOOM: The Dark Ages』は 5 月 15 日に Xbox Series X|S、Windows PC 用「Xbox アプリ」、Steam、PlayStation 5 で発売を予定しており、Game Pass では発売初日からお楽しみいただけます。
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