“サイバーパンク2077”に続く“サイバーパンク”シリーズの次回作として、2022年10月にアナウンスされ、ボストンを拠点とする新スタジオ“CD PROJEKT RED North America”やバンクーバーの“CD PROJEKT RED Vancouver”が開発を進めている新プロジェクト「Project Orion」ですが、今年3月の段階で80人強の開発者がコンセプトフェーズに取り組んでいることが報じられた新作の動向に期待が掛かるなか、お馴染みマイク・ポンスミス御大が「Project Orion」と自身の関係に言及。来る最新作に“ナイトシティ”とは異なる新しい都市が登場するのではないかと注目を集めています。
これは、週末にポーランドのクラクフで開催された“Digital Dragons Conference 2025”にて、独GameStarのロングインタビューに応じたマイク・ポンスミス氏が明らかにしたもの。2077ほど直接的に関与しているわけではないものの、脚本は見ていると語った御大は、先週CD PROJEKT REDの様々な部署を訪れ、新たなコンテンツを見て回り、環境担当の開発者と長く話し合ったと説明。その理由として、新作にはプレイヤーが訪れることができる(ナイトシティではない)別の都市が存在することを挙げた御大は、これ以上言えないが、ブレードランナーの(雑然としたロサンゼルス)ようではなく、間違った方向に進んでしまったシカゴのような雰囲気だったと伝えています。
今のところ、この新たな都市に関する詳細は不明ですが、“サイバーパンク2077”のナイトシティでは、ナイトコープが2080年の開通を目指して、ナイトシティとシカゴを3時間以下で繋ぐ安全な鉄道事業を進めていることが知られており(※ ゲーム内にあるデジタルサイネージの広告で確認できます)、今回御大がシカゴの名前を挙げたのは単なる偶然なのかどうか、今後の動向に改めて期待が掛かるところです。
余談ながら、新作に対するマイク・ポンスミス氏の関与が少なくなったのは、R. Talsorian Games側がCD PROJEKT REDと密接にやりとりするデザイナーを用意したことによるもので、この新たな担当者がPatrick K. Mills氏と毎週話し合っているとのこと。
未だ謎の多いプロジェクト「Orion」ですが、昨年6月にはボストンに移住したPaweł Sasko氏も出演するCD PROJEKT RED North Americaの公式ポッドキャストが公開され、アメリカで新作の開発を進めることで、よりリアルで正確なアメリカの描写を目指すと報じられていました。(参考:過去記事)
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