先日、頭部位置のトラッキングを実現するOculusの新型プロトタイプ“Crystal Cove”が発表され、ますます大きな注目を集める状況となっているVRゲーミングですが、新たにイルカの学校を舞台にした可愛らしいOculus Rift対応タイトル「Classroom Aquatic」がKickstaterキャンペーンを開始し、ゆるすぎる設定とVRデバイスの利用が見事にマッチしたゲーム性に大きな注目が集まっています。
ロサンゼルスのインディースタジオSunken Placesが開発を手掛ける“Classroom Aquatic”は、イルカの学校に交換留学生として転入したプレイヤー(人間)がクラスメートのイルカ達と一緒にテストを受けるという作品で、出題されるトリビアな試験問題を自分で回答してもよし、判らない場合にはクラスメートの回答をカンニングしてテストをやり過ごすこともできるという画期的な作品となっています。
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でもラッキーなことにクラスメート達はちゃんと勉強しています。
そう、彼らはイルカです。
既に公式サイトで配布されている体験版がプレイ可能となっている“Classroom Aquatic”ですが、3万ドルの資金調達を目指して進められている本編は学校の全学期を通じて描かれるキャンペーンストーリー、多数のゲームモード、複数の教室や生徒(イルカ)、先生(イルカ)など、多彩なコンテンツが実装され、PCとMac、Linux対応に加え、幾つかのローカライズも検討されているとのこと。
なお、本作はOculus Riftが無くてもプレイ可能ながら“推奨”とされており、可愛らしさとゆるさが際だつ外観とは裏腹に、VRデバイスを利用して相手の回答を覗き見るインタラクションが身体性とゲーム性を見事に直結させる希有な作品として海外メディアが高い評価を与える状況となっています。
前述した“Crystal Cove”の頭部位置トラッキングがこれほど明確に有用な作品もそう無いと言え、開始されたばかりの資金調達キャンペーンが無事成功に終わるか、今後の動向が気になる要注目の1本となりそうです。
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