昨日、海外大手メディアのレビューが解禁され、前作の不振をはっきりと覆す非常に高い評価を獲得したBioWareの人気RPGシリーズ最新作「Dragon Age: Inquisition」ですが、新たにGame Informerのレビューを担当しみっちりプレイしたJoe Juba氏がネタバレを避けつつファンから寄せられた様々な質問に回答するFAQ情報を公開し、幾つかの興味深い情報が判明しています。
今回は、このFAQ情報と共に、IGNとVideogamerが新たに公開した計1時間超のプレビュー映像と酒場でヴェールの爆発を目にするヴァリックの姿を描いた新トレーラーをまとめてご紹介します。
■ GI誌のJoe Juba氏が回答した質疑応答から判明したディテールの一部
- “Dragon Age: Inquisition”をプレイするにあたって、前作をプレイしている必要があるかどうかについて言及したJoe Juba氏は、はっきりと明言することは難しいが、一先ずシリーズ前作をプレイせずに“Dragon Age: Inquisition”をプレイすることが可能だと説明。Inquisitionのゲーム本編が過去作の詳細な概要を提示することはなく、ゲームプレイに必要な知っておくべき情報の基本は用意されているとのこと。しかし、一方でシリーズを通じてプレイした展開が最新作に影響を見ることもまた楽しみの1つだと語っている。
- Dragon Age Keepのインポートは、会話におけるカメオ的な言及から初期に荷担する勢力の選択等に至るまで、様々なレベルで影響を与えている。
- Dragon Age: OriginsとDragon Age II以外に、ノベライズ等を含むトランスメディアの影響が一部(※ 特にコール)に用意されているが、物語の理解に対して重大な影響はない。
- ブラッドマジックは今回もゲーム世界における重要な要素の1つとして登場し、議論が交わされる。ただし、プレイアブルな専門職にブラッドマジックは登場しない。
- 本作は単一の環境で展開する完全なオープンワールド作品ではなく、広大なオープン環境が複数存在するハイブリッドな構造の作品だが、Joe Juba氏によると、それぞれの地域はかなり巨大で、目標地点を目指す途中で多くのタスクやサイドクエストに出会う所謂Skyrim的な体験を得たと説明している。
- 既にモリガンの登場は判明しているが、フレメスとモリガンの関係に対する言及もしっかり用意されている。
- 伝統とも言えそうなキャラクターにこびりつく血飛沫の描画は今回も存在する。オプションから有無を変更可能。
- レビューにあたって、PS3とXbox 360版は提示されなかった。
- ロマンスについては、愉快なものから深遠でロマンチックな展開、カジュアルな情事までバリエーション豊かなコンテンツが用意されている。なお、Joe Juba氏はカサンドラにPG13レベルを超えるセクシーなシーンが存在したことに少々驚いたとのこと。
- “Dragon Age: Inquisition”は70時間を超えてなお、Dragon Age IIに見られたコンテンツの不足は全く感じられなかったとのこと。
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