かつてDICEのCEOやEAのEVPを務めたベテランPatrick Soderlund氏を筆頭に、Frostbiteの開発と成功を技術面で支えたJohan “repi” Andersson氏、長年DICEのアートディレクターとして活躍したRobert Runesson氏、DICEの研究開発部門を率いたMagnus Nordin氏など、文字通りDICEの中心人物達が集う新スタジオとして2018年11月に設立され、昨年8月にはNexonによる完全子会社化が報じられた「Embark Studios」ですが、その後の動向に注目が集まるなか、先ほどPatrick Soderlund氏がスタジオの公式Blogを更新し、今年1年の取り組みと最新の進捗を報告。スタジオ設立当初から取り組んでいたデビュー作のとんでもないプレイ映像が登場しました。
さらに、PvPシューターとなるスタジオの第2弾タイトルの開発も始動しており、ヒーローシューターらしき新作のキャラクターを描いたコンセプトアートに加え、新たなプロシージャル生成技術を用いたフォトリアルなキャラクターモデルのイメージが登場しています。
Time for an update on where we are, what we're working on, and where we're heading. Take a look at this latest post from our CEO & Founder Patrick. (1/4) https://t.co/nedOVmq9jp pic.twitter.com/8myHTeaEfL
— Embark (@EmbarkStudios) November 12, 2020
Co-opシューターとなるスタジオの第1作は、既にプロトタイピングが終了し、製品版を念頭においたテスト用の開発が進められており、最初のUXR(User Experience Research:ユーザー経験の調査を目的とする)ビルドを用いた外部フィードバックの収集が進められているとのこと。
Patrick Soderlund氏によると、スタジオは既に200人近い規模に達しており、前述した2作品の開発や開発手法の技術的な研究が進められているほか、何やらDreamsやRoblox、Minecraft、Fornite、Baba is Youといった作ることと遊ぶことの境界線を曖昧にするようなクリエイティブサンドボックス系のプロジェクトも進行しているとのこと。
余談ながら、2018年11月にスタジオの計画を説明したPatrick Soderlund氏は、現世代のゲームプレイ経験を超える将来のゲームを担う基盤として、ビッグデータや音声認識、クラウドコンピューティング、高度なAIといった技術を挙げた上で、従来のFPSやスポーツといった単一のレイヤーに基づくゲームではなく、1つの世界で農民や政治家、軍人、プロスポーツ選手になることができ、数10種の抽象レイヤーで世界のシミュレーションを行うような、開発者やプレイヤーの望む全ての行動を実現するビデオゲーム、あるいはプラットフォームそのものの構築を視野に入れた構想が存在すると伝えていました。
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