NexonがDICEの元CEO Patrick Soderlund氏率いる新スタジオ「Embark Studios」を完全子会社化、欧米向けの競争力を強化

2019年8月6日 12:25 by katakori
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
sp
「Embark Studios」

かつてDICEのCEOやEAのEVPを務め、昨年8月にEAを退社したPatrick Soderlund氏をはじめ、Frostbiteの開発を率いたお馴染みJohan “repi” Andersson氏など、元DICEのベテラン達が多数在籍する新スタジオとして、昨年11月に設立が報じられ大きな話題となった「Embark Studios」ですが、F2PのCo-opアクションゲームとなる第1弾タイトルの動向に期待が掛かるなか、新たにスタジオの設立時に出資していたNexonがプレスリリースを発行し、“Embark Studios”を完全子会社化したことが明らかになりました。

これは、スタジオ設立時の出資において株式の33%を取得していたNexonが、さらなる株式を取得し、持ち株比率を72.8%まで引き上げたもので、今後の5年間で全ての発行済株式を購入するオプションを得る予定とのこと。

また、Nexonは“Embark Studios”を重要な拠点とし、北米と欧州でのゲーム開発力とグローバルな競争力を強化すると説明しています。

参考:Embark Studiosの開発者3人が僅か3週間で作り上げた環境テスト映像

余談ながら、昨年11月にスタジオの計画を説明したPatrick Soderlund氏は、現世代のゲームプレイ経験を超える将来のゲームを担う基盤として、ビッグデータや音声認識、クラウドコンピューティング、高度なAIといった技術を挙げた上で、従来のFPSやスポーツといった単一のレイヤーに基づくゲームではなく、1つの世界で農民や政治家、軍人、プロスポーツ選手になることができ、数10種の抽象レイヤーで世界のシミュレーションを行うような、開発者やプレイヤーの望む全ての行動を実現するビデオゲーム、あるいはプラットフォームそのものの構築を視野に入れた構想が存在すると伝えていました。

また、“Embark Studios”設立時のメンバーとして、EAのシニアディレクターを務めたJenny Huldschiner女史、長年DICEのアートディレクターとして活躍し、CCOやコンテンツ部門のスタジオヘッドまで務めたベテランRobert Runesson氏、DICEの技術ディレクターを務め、2016年以降はSEEDチームで研究部門のリーダーを務めたMagnus Nordin氏、そしてDICEのオーディオディレクターとしてBattlefieldシリーズの圧倒的なサウンドデザインを率い、“Battlefield 1”のクリエイティブディレクターを務めたお馴染みStefan Strandberg氏の参加が報じられていました。

ネクソン、開発スタジオ「Embark」を完全子会社化へ

ゲーム業界におけるリーダー的存在、パトリック・ソダーランド率いる
Embarkがネクソンの欧米開発戦略の中心に

オンラインゲーム配信事業を行う株式会社ネクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長:Owen Mahoney/オーウェン・マホニー、東証:3659、以下 ネクソン)は、Embark Studios AB(所在地:スウェーデン王国ストックホルム市、代表取締役:Patrick Söderlund/パトリック・ソダーランド、以下Embark)を完全子会社化する計画であることをお知らせいたします。

ネクソンは、Embark の株式を追加取得することで、持分比率を現在の 66.1%から 72.8%に引き上げ、今後 5 年間にわたり発行済株式の全てを購入するオプションを獲得する予定です。これらの取引は、9 月に開催予定のネクソン臨時株主総会の承認を経て実行されます。

創立者であり、当社取締役であるパトリック・ソダーランド率いる Embark の完全子会社化を通じて、ネクソンは同スタジオを中心に欧米地域におけるゲーム開発への投資及びグローバルゲーム業界における競争力を強化してまいります。

また、Embark を完全子会社化し、ネクソングループ内の重要拠点とすることで、北米及び欧州でのネクソンのゲーム開発力を高めてまいります。

当社代表取締役社長であるオーウェン・マホニーは、次のように述べています。

「Embark の完全子会社化によって実現する、新たな価値の創造と可能性の広がりにとても期待しています。Embark をネクソングループに迎え入れることで、ネクソンのライブ運用のノウハウと Embarkの世界的ヒット作を創る開発力が一体化し、何年にも渡ってプレイヤーから愛されるゲームを提供していくことができると考えています。

ソダーランド氏は、戦略的ビジョンと業界トップクラスの開発スタジオの運営実績の両方を兼ね備える貴重な人材です。Embark をネクソングループに迎え入れ、同スタジオを欧米戦略の中心とすることでネクソンの欧米市場における開発力の強化と事業成長の可能性が大きく広がったと確信しています。」

また、ソダーランドは次のように述べています。

「Embark は、ネクソンの主要事業地域であるアジア市場を超え、グローバル規模でヒット作となる画期的なゲーム体験を創造するという、ネクソンの大きな目標を実現する役割を担っています。この大きなチャレンジに私の全力を尽くして取り組んでまいります。Embark では現在、新しいテクノロジーの開発及び開発手法、そして全く新しいゲーム開発に対する考え方を追求しています。これらは将来ネクソンのゲーム開発に画期的な変化をもたらすでしょう。」

「Embark Studios」
Embark の創立メンバー(左から右へ): Magnus Nordin、Rob Runesson、Stefan Strandberg、Patrick Söderlund、Jenny Huldschiner 及び Johan Andersson

© 2019 Embark Studios AB. All Rights Reserved.

Embark は、ストックホルムに拠点を置き、最新テクノロジーを活用し、次世代オンラインゲームの開発を行うスタジオです。同スタジオの完全子会社化により、ネクソンがもつ業界最高水準のライブ運用のノウハウと Embark の業界トップクラスのゲーム開発力のシナジー効果が更に強化されます。現在Embark 内では、世界的大ヒット作を手掛けた実績を持つ人材が、スタジオ初の作品となるマルチプレイヤーゲームを開発中です。

◼ 株式会社ネクソン http://company.nexon.co.jp/

1994 年に創業したネクソン(本社所在地:東京都港区)は、オンラインゲームの制作・開発、配信を手掛ける会社です。2011 年 12 月に東京証券取引所第一部へ上場し、2015 年に JPX400、2017 年には日経株価指数 300 の構成銘柄に採用されました。現在では、代表的なゲームタイトルである PC オンラインゲーム『メイプルストーリー』、『アラド戦記』、モバイルゲーム『メイプルストーリーM』及び『FAITH』を初めとする、60 を超える多彩なジャンルのゲームタイトルを、190 を超える国と地域にてサービス展開しております。

情報元及びイメージ:Venture Beat, プレスリリース

本日のニュース一覧

おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
“Skyrim”記バックナンバーはこちら

“Skyrim”記リターンズバックナンバー
Lineスタンプ
おこめがLINEスタンプを作りました!
かわいい子達がたくさんいるのでよかったらどうぞ。

アーカイブ

doope.jpについて

doope.jpは国内外の様々なゲームに関するニュースをご紹介するゲーム総合情報サイトです。
当サイトに関するご質問等はお問合わせフォームをご利用頂くか、またはメールで[[email protected]]までお問い合わせ下さい。
sp



About the author

かたこりTwitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。

おこめTwitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。

Tag

Copyright c image and method All Rights Reserved.