先日から公式サイトにてカウントダウンが行われていたTwisted Pixelですが、先ほどGTTVにて”Splosion Man”の続編「Ms. Splosion Man」がXBLAタイトルとしてリリースされる事が明らかになりました。発表に併せ愉快なトレーラーも公開、リリースは2011年秋との事。
2009年7月22日にリリースされ成功を収めた”Splosion Man”は、先週のLive利用集計においてアーケードタイトルの1位に選ばれており、今もなお人気のタイトルと知られています。
新作Ms. Splosion Manの内容に関する詳細はほとんど明らかにされていませんが、Twisted PixelのCCOを務めるJosh Bear氏は本作のリリースについて、Splosion Man用の新レベルが大量に出来上がっていた状況で、ゲームプレイやクールなキャラクターを追加する時間が得られなかった事、ただしストレートにSplosion Man 2を作りたくは無かった事などを挙げ、今回のMs. Splosion Man登場に至った経緯を明らかにしています。
昨日発表された先週のXbox Live利用率でも首位をキープ、大きな盛り上がりを見せている「Call of Duty: Black Ops」ですが、今作ではメニュー画面でマルチプレイに関する統計結果がティッカー表示され、常に新しい情報がプッシュされています。
昨日Black Opsの情報を取り扱うCall of Duty Black Ops Blogにて前述の統計情報まとめが公開、なかなかにカオスな事になっている驚愕の内容が明らかになりました。
- Black Opsのプレイヤーが発射した弾丸の数は2180億発
- Black Opsのプレイ時間累計は1万5232年
- バックスタブ(背後からナイフ)で殺されたプレイヤーの数は2354万8521人
- Black Opsの死亡者数は世界人口の70%近い約47億、その内9億7100万プレイヤーはKillstreakで殺された
- 爆発により大破した車両の数は1億9673万9319台に上る
- Black Opsのプレイヤーが走った距離の累計は地球2万5700周分
- 34万5234人のプレイヤーが盗んだ銃器により盗まれたプレイヤーを再度キルした
- Crossbow Boltが放たれた累計飛距離は26万2344マイル(約42万2201km:地球10周分程度)
- 1200万本の旗がキャプチャーされた
- 67億のダミーがトレーニングモードで殺された
- Contractで支払われたCoDポイントは2008億1133万111ポイント
- 8900万人のプレイヤーがWager Matche(掛け試合)で負けた
- シェアされたケアパッケージの数は2400万コンテナ
- 130万のクランタグがリジェクトされた
- 119万3221人のバックスタブを狙う途中のプレイヤーがバックスタブで殺された
先日はついに限定版の詳細やボックスアートも登場したシリーズ復活作「Deus Ex: Human Revolution」ですが、Eidosのライフプレジデントを務めるイアン・リビングストン御大がEurogamerのインタビューに登場、遂にDeus Ex: Human Revolutionの仕上がりについて言及しました。
御大は本作が全く以て長い開発期間を擁したタイトルだったと振り返り、「しかしこれは十分に待つ価値のある物だ」と評価しました。
そして、この新作が遺産によるプロダクトだと表現、10年も前にIon Stormでウォーレン・スペクター氏が手掛けたDeus Exは驚くべきゲームで著しい量の遺産だとオリジナルを高く評価、PC ZoneがDeux Exをオールタイムベストの作品に選んでいる事も強調しています。
そして御大はこの素晴らしい作品を知る多くの聴衆を失望させず、Deus Exが持つポテンシャルを実現させる為に多くの時間が必要だったと語っています。
インタビューではこの他にも、虎の子であるIOのKane & Lynch 2についてや、設立18年目を迎えるGames Workshopの事、そしてスティーブ・ジャクソンとジョン・ピークの2人の友人に加えゲイリー・ガイギャックスの事などにも触れ、子供達とドリームキャストのバーチャルテニスを楽しんでいる事や、iPhoneでAngry Birdsをプレイするなど、今も元気に多くのゲームを楽しんでいる事が伝えられています。
Naughty Dogのクリエイティブディレクターを務め、歴史に残る名作となった”Uncharted 2: Among Thieves”を生み出したAmy Hennig氏、Atariから1989年にリリースされたElectroCopを始め多くのタイトルを手掛け、ゲームの歴史を生き抜いてきたベテラン開発者でもあるHennig氏のインタビューがGame Informerに掲載されました。
インタビューではこれまでの経歴等を振り返りつつ、技術の発展と共に変化してきたゲーム開発の現場やその手法について語り、近年の大規模開発の現場におけるクリエイティブディレクターの役割等にも言及、そしてマーク・ウォールバーグの主演が決まり、物語の内容を始め大きな話題の的となっている映画版「アンチャーテッド」にも言及、映画に対するNaughty Dogの姿勢が窺える興味深いインタビューとなっています。
本日はインタビューの一部を要約しつつ、気になる箇所をご紹介。なお氏の経歴については以前当サイトでお知らせしたAmy Hennig氏の経歴を紹介した記事に似た内容がまとまっていますので、今回は割愛いたします。
まずAmy Hennig氏は1989年に始まるゲーム開発の道を振り返り、前述のElectroCopに始まり、Bard’s Tale 4のアーティストやアニメーターとして活躍した事、迷作として名高いMichael Jordan: Chaos in the Windy Cityのリードデザイナーを務めた事などを紹介しつつ、この20年強に及ぶ長い歴史の中で起こったテクノロジーの進化に言及、音声が使える様になって俳優の仕事が増えたことや映像表現の進化に触れています。
そして、Naughty Dogのクリエイティブディレクターとしての役割について尋ねられたHennig氏は「私は多くのクリエイティブディレクターの役割が最近かなり似てきていると考えていて、それはプロジェクトの全体的なビジョンを維持する事です」と回答しています。
現場でのHennig氏はゲーム開発における基本的なディレクションだけでは無く、モーションキャプチャーに取り組む俳優達との仕事なども含め、ディレクターとして常に全体へと目を向け、スタッフ達には細部に向かって十分な物作りに取り組めるよう見渡している事を強調しています。
さらに氏は自身のケースにおいては重要なライターとしての役割も持つと述べ、現在開発を進めているタイトルにおいてはHennig氏がメインのライターに近い仕事を行っている事を明らかにしました。
前作”Uncharted 2: Among Thieves”ではライターチームも存在しており、日々彼らが作成するドラフトやチームから出されるアイデアなどを含め、1日の終わりにはそれらを結合するための書き仕事を行い、その後、それを元にしたモーションアクター達による演技が実際にキャラクターを活き活きとさせているか確認を行うといった、日単位レベルの短いスパンで繰り返されるルーチンが持つ継続の重要性を語っています。
さらにインスピレーションの源泉について聞かれた氏はメディアに関わらず様々な経験の合成物が影響を与えている事を明かし、興味深い事に自身では無く他者のアイデアについて言及、様々な共同作業を行うチームでの現場でこそ誰か1人が良いアイデアを持っているかもしれないと述べ、それらを組み合わせ、共に挑戦する空間こそが魔法のやって来る場所であり、ゲーム産業が持つクールな要素だと説明しています。
インタビュー後半では、近年アンチャーテッドを含む多くのゲームフランチャイズが映画化される状況の中、この動きがブランドが持つ資本や認識を増す事になるかとの質問が行われています。
Amy Hennig氏は以前お知らせした様に元々は映画を学んでいた人物で、近年の多く見られるゲームの映画化について無関心な人物ではないと考えられます。この質問に対しHennig氏は自分達のオーディエンスは想像以上に洗練されていると思うと発言、人々はゲームと映画が違うメディアである事を理解し、そこには異なる解釈が存在するとの見解を示しました。
よって氏は映画とゲームが並行して存在出来、分離可能な物だと語り、ゲームと映画がどちらかの奴隷であるような盲目的な解釈に同意する人は誰もいないだろうと述べ、それぞれのメディアにそれぞれの正しい方法が存在すると発言しています。
そして、盲目的に、リテラルにゲームを再現しようとする事は多くのビデオゲーム映画が失敗する原因だと未だに成功作の登場しないビデオゲーム映画について分析しています。
Game Informerは前述のやり取りを経て、サイトでのコメントやフィードバックに寄せられた意見の中には、アンチャーテッドが強い物語による駆動性を持ち合わせている事によって映画化の必要性が薄いのではとの指摘があった事を挙げ、近年の”ゲームが映画化している事”が、”ゲームが映画を必要としない事”を意味しない理由があるか、また、2つのメディアに違いがある中で、双方にそれぞれの聴衆がいるだろうか、との質問を行っています。
この質問にAmy Hennig氏は双方の為の聴衆が常にいるとの考えを明かし、今も多くの映画で小説化が行われる事、映画のグラフィックノベルが作られる事などを挙げ、それぞれのメディアがそれぞれを利用する事ができ、メディア毎に違った経験を提供する事が出来るとメリットを説明しています。
ここで氏は映画とゲームの違いをかなりシンプルに、映画はパッシブなメディアであり、ゲームはアクティブなメディアだと明言、しかし自身も含めゲームメディアはその境界を常に拡張しようとしてきた事を自認している事を述べ、近年カットシーンなどプレイヤーからコントロールを奪う時間が増え、そこでストーリーの経験を強いる必要性が有る場合には如何にその時間を短くする事が出来るかを考えていると明かし、プレイヤーがインターフェースとコントロールを通じて操作を行っている時間が多いほど、ゲームはエモーショナルな物になると語っています。
そしてアンチャーテッドの映画に携わる事となったArad Productionsとデヴィッド・O・ラッセル監督について言及、Arad Productionsは多くのマーベル映画で見られる通り、コミックを実際に良い映画に変換する方法を実現したプロダクションだと評価、そして非常に優れた映画だったスリー・キングスを生み出したデヴィッド・O・ラッセル監督の起用に興奮していると述べ、彼らがアンチャーテッドの映画化を上質な物に仕上げようと取り組んでいる事を強調しました。
この数日で映画化に関する物語の詳細なども登場しはじめ、独自の解釈とも思える内容に大きな注目と議論が行われていますが、今回のAmy Hennig氏、ひいてはNaughty Dogの映画に関する見解からは、これまでともすればある種の揶揄の対象でもある”ビデオゲーム映画”化とは少し違った動きを感じる事が出来、ここにはKen Levine氏やウォーレン・スペクター氏といった映画に精通したゲーム開発者達の見解とも似た種類のスタンスが感じられます。
ゲームと映画の言語以前の問題として、所謂ビデオゲーム映画に多く見られる”単純にクオリティが低い”という根本的な問題も存在しており、その単純なクオリティの追求を文法やメディアの意義といった”大きな問題”に同化させ問題が語られるシーンが多く見られる状況もあり、世界でも最も先進的なスタジオとして語られる事の多いNaughty Dogがこのチャレンジにどういうアウトプットを見せる事になるのか、公開などはまだ先ながらもアンチャーテッド映画の登場が今から楽しみです。
BioShock 2を手掛け、現在は”XCOM”の開発にも携わっている「2K Marin」(※ XCOMに携わっているのは2K Marin内のオーストラリアチーム)ですが、新たにGamasutraの求人ページにて未発表のマルチプラットフォームタイトルのネットワークプログラマーを募集している事が明らかになりました。
募集要項にはこの未発表タイトルがUnreal Engine 3を利用したタイトルである事、現在はプリプロの段階にある事、マッチメイキングやロビー、DLCに関わるサーバサイドの業務や、マルチプレイシステムの開発が要求されている事、そしてFPSとRPGタイトルの経験がある開発者を求めている事などが記載されています。
BioShock 2以降、2K Marinの本体に目立った動きが見られない状態が続いていましたが、次期タイトルの開発は水面下でしっかりと進められている模様です。
これまでスタジオ閉鎖やプロジェクト中止のニュースが続いたものの、先日には”WarDevil: Unleash the Beast Within”が”Project Kane”へと改題し、本格的な開発が改めて進められる事を発表した「Ignition Entertainment」ですが、新たにアメリカのオフィスがロサンゼルスからテキサスのオースティンに移動する事が明らかになりました。
引っ越しの理由は明かされておらず、1月には移動が完了するとの事ですが、既存のプロジェクトやスタッフへの影響はないとの事。
粛々と整理や再編成が進められている様子が窺えるIgnition、Project Kaneが素敵な姿を見せてくれるのはいつになるか、続報が楽しみです。
2011年4月27日から公開予定のマーベル映画新作「Thor」(国内ではマイティ・ソー)、これまでのマーベル映画やキャプテン・アメリカと同様にThorもセガからゲーム化タイトルが映画公開に併せリリースされます。また、これまで”Thor: The Video Game”としてお知らせしてきた本作でしたが、新たにタイトルが「Thor: God of Thunder」へと変更されました。
そんなThor: God of Thunderに映画の主演を務めるソー役のクリス・ヘムズワースと、宇宙レベルの苛烈な兄弟喧嘩を繰り広げる兄ロキを演じるトム・ヒドルストンがボイスアクトとして登場する事が明らかになりました。
この発表に併せて遂にスクリーンショットも公開、一先ずソーがクリス・ヘムズワースにそっくりな事だけは間違い無い様子。なお最後のイメージはWii版のスクリーンショットと思われます。
今月11日に開催されるVGA、年末の大イベントに相応しいサプライズが多く待ち受けている本イベントですが、これまで3枚の内2枚のイメージが登場(※ 登場済みの2枚は下に掲載)してきた何らかのティザーイメージの3枚目がEurogamerに掲載、Murder Your Makerと書かれた文字からActivisionの新作ティザーに関連するタイトルである事が明らかになりました。
また、イメージには3枚目である事を示す”3 of 3″の文字、さらに”We’re here to help!”(私たちは助ける為にここにいます)”Don’t ever leave the green zone!”(常に安全な地帯から離れないで下さい)とのメッセージが記され、子供の手を握る軍人のシルエットが描かれています。
海外情報サイト界隈ではActivisionの新作ティザーサイトに記され”Murder Your Maker”の文言と後ろ姿の人物から2009年の6月にリリースされた「Prototype」の続編ではないかとも噂されており、あと10日余りと迫った発表に期待が高まります。
なお、これまで3枚のイメージの内、1枚目はLeft 4 Deadタイトルではと噂され(その後バイオハザードとの関連も示唆)、2枚目はバイオハザード新作とも騒がれた事は記憶に新しい所。これら3枚はそれぞれ別タイトルを示しているのか、こちらも発表が待ち遠しい所です。
また、昨晩お馴染みGeoff Keighley氏がBioWare新作やHalo: Reachに纏わる何らかのティザー映像を公開しましたが、現在国内からはIPによる制限が掛けられている模様で閲覧できない状態が続いています。映像が見つかり次第改めて掲載いたします。
昨日アリゾナ州スコッツデールにて開催されたCredit Suisse 2010 Annual Technology Conference(※ クレディ・スイスの金融技術カンファレンス)にElectronic Artsの財務責任者Eric Brown氏が登壇、近年のパブリッシャービジネスに纏わるダウンロードコンテンツやマイクロトランザクションの重要性をアピールしました。
Brown氏は同社の成長を促す動力となっている商品が追加コンテンツの為のダウンロード販売である事を述べ、これには基本無料プレイタイトルにおけるマイクロトランザクションからの収入も含むと語りました。
氏は具体的にPlayfish、Xbox 360とPS3向けのマップパックなどを挙げており、Battlefield: Bad Company 2におけるデジタル販売が約3000万ドルの利益を生んだと強調、現在7億5000万ドルの経常利益がデジタル販売の利益の元にあると、その重要性を明らかにしています。
なおBrown氏は今後FPSシューターでのPC版クライアントのデジタル販売に注目していると発言、基本無料プレイタイトルの新作となったBattlefield Play4Freeのリリース時にも強調していた通り、今後EAのデジタル販売強化は長期的なビジネスを見据えた展開を迎える事となりそうです。
DCコミックからリリースされているAssassin’s Creedのコミック「Assassin’s Creed: The Fall」、1巻目が既に11月に発売された本作ですが、本日Ubiworkshopが2巻目のSneak Peakとして1ページを公開しました。
The Fallは現代のキャラクターDaniel Crossとその祖先でロシアのアサシンNikolai Orelovを巡るシリーズでお馴染みの構造を持った物語となっており、2巻ではOrelovがシベリアのテンプル騎士団研究施設を攻撃、ツングースカ大爆発に関わる事件が描かれる事となります。
また、UbiworkshopはAssassin’s Creedのアートブック”Carte Blanche”に掲載されるアートワーク2点を新たに公開、今回の2点はWill Murai氏とSeedSeven氏が手掛けたアートワークである事が記されています。
この映像はフランスでインタラクティブメディアやゲームの開発を教えるENJMINの卒業制作として学生グループにより開発された紙飛行機ゲーム「PaperPlane」のトレーラーです。なお本作はMilthon Awards 2010にて学生部門の最優秀賞を受賞したとの事。
thatgamecompanyのFloweryにも似た本作はフランスらしいアーティスティックなテイストでUnityエンジンを利用して開発が行われており、Xbox 360コントローラーを利用して(一応キーボードでも実行は可能)シンプルな操作でゲームを楽しむ事が可能です。
子供の頃に遊んだ紙飛行機を思わせるプレイの内容に加え、メニュー画面として機能する木の上に立てられた子供の秘密基地の様な小さな部屋には子供の絵日記が用意されており、プレイによりその中身が豊かに変化していきます。プレイにXbox 360コントローラーが必須である事が全てのプレイヤーにお勧めしにくい部分ではありますが、印象的な音楽を含め、卒業制作作品とは思えない不思議な魅力を持つタイトルとなっています。
UPDATE:12月2日17:15
以前より海外サイトを含め本サイトでもCrysis 2のシナリオを手掛けてきたとお伝えしてきたPeter Watts氏ですが、実際には今年の4月9日にElectronic Artsのプレスリリースにより発表されたリチャード・モーガン氏が正式なライターであり、Peter Watts氏自身がblogでCrysis 2のシナリオを手掛けていないと明記していた事をクライシスまにあ様のご指摘により確認しました。
どうやらCrysis関連の制作に取り組んでいた事が明言されていたPeter Watts氏と12月の逮捕、3月の裁判過程で有罪判決が下される可能性が強まったことに加えて、4月9日にElectronic Artsがリチャード・モーガン氏の起用を発表した流れが混乱の元となっていた模様で、現在も一部海外サイトなどではPeter Watts氏が脚本に携わっているとの掲載が見られます。
Peter Watts氏本人が明言していた箇所を見落とし、不正確な情報をお伝えしてしまい大変申し訳ございません。以下は、Update前の本文を上記の内容に合わせ調整を加えた物となります。
昨年12月に「Crysis 2」のシナリオとアートコンサルタントを手掛けていると報じられていたヒューゴー賞作家Peter Watts氏がカナダ国境近くで連邦警察職員に暴力を振るったとして逮捕、FBIとWatts氏の言い分が大きく違い、Watts氏は全く謂われのない不当な逮捕だとして無罪である事を主張していましたが、その後4月に有罪判決を受けるに至った事をお知らせしました。
その後、今年の4月9日にElectronic ArtsがCrysis 2のシナリオをタケシ・コヴァッチシリーズの“オルタード・カーボン”でフィリップ・K・ディック記念賞を受賞したイギリスのSF作家リチャード・モーガン氏が担当する事を正式に発表、Crysis 2の脚本は前述のPeter Watts氏ではなく、リチャード・モーガン氏である事が明らかになりました。
そんな中、本日Del Rey BooksがPeter Watts氏の新作ノベライズとしてCrysis 2の小説「Crysis: Legion」のリリースを発表、Peter Watts氏が手掛けていたのがCrysis 2の小説版だった事が明らかになりました。なお、本作の物語はCrysis 2がベースになったもので、エイリアンの来襲により人類に伝染病が蔓延、侵略を受けるニューヨークを舞台に戦うナノスーツ兵士を描いた内容となっており、小説のリリースは2011年3月との事。
CryEngineによるリッチな映像技術に大きな注目が集まる本作ですが、著名作家が担当した今作の物語にも注目です。
先日は豪華な限定版と意欲的な通常版の存在が明らかになった期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、本日この様々な特典を用意したコレクターズエディションと通常版にあたるプレミアムエディションのプレオーダーを促すトレーラーが公開されました。
また、兼ねてから厳しいDRMによって正規プレイヤーが被害を被る事に否定的な姿勢を見せていたCD Projektは前述の発表に併せ、本作をDRMフリーのタイトルとしてリリースする事を発表し、大きな注目を集めました。
先日このDRMフリーに関係する著作権侵害への対策についてCD ProjektがEurogamerのインタビューにて言及、多くの大国に暮らす人々に対して、違法ダウンロードを行う場合、それを行った事を告げ支払いを促す書面を法的な根拠の元に送る事が出来ると語り、ユーザー達に違法ダウンロードを控える様訴えました。
Eurogamerはこれに対しISPによる追跡や現行犯、そもそもの間違いなどの可能性も含め対応が難しい物である事を指摘、しかしCD Projektはそれも加味した上で著作権を侵害するユーザー達をきっぱりと止めさせるには、こういった類の強行な手段が必要である事を強調しています。
近年頻発するDRMのトラブルを回避する為に不採用を決断したCD Projekt、業界全体でも著作権侵害に対応するための莫大な予算が投じられている事は大手各社を始め様々な局面で報じられており、いたちごっこが繰り返されています。
そもそもの問題をシンプルに、しかし茨と思える道を選択したCD Projekt、一部の悪意を持つゲーマーにとってDRMを持たないThe Witcher 2を違法に手に入れる事は無防備な赤ちゃんを襲うよりもたやすい事だと言えるでしょうが、それは大きく楽しみを損なう物に違いありません。状況によっては果てしない戦いとなりそうな今回のCD Projektの選択が良い結果を生み出す事が出来るか、リリース後の動向に注目です。
以前に任天堂がニューヨークのラウンジを「Donkey Kong Country Returns」(※ 国内ではドンキーコング リターンズ)テーマに飾り付けバナナまみれにした事をお伝えしましたが、本日Donkey Kong Country Returnsのローンチを迎えたオーストラリアでも圧倒的なバナナを利用したキャンペーン?が行われた事が明らかになりました。
Donkey Kong Country Returnsではティキ族に奪われたバナナをお馴染みドンキーとディディーが取り返す冒険に挑む内容になっていますが、今回シドニーの町中に積み上げられたバナナはティキ族が島が夜の間に盗んできたという設定との事で、積み上げたバナナの塚は5メートル、使用したバナナは1万本に及び、その総重量は2トン!というもう何だか意味の分からない”何らか”の塊となっています。
さらにCoff港では巨大なバナナのモニュメントも突如として登場、前回のバナナといい世界的にバナナを積み上げる何かの風習が存在するのか……一切謎ながら余りにも過剰でイカしたプロモーションとなっています。
なお、このプロモーションに利用されたバナナの残り(みんなで食べる……のか?)は食料に困っている人々に余った食料を提供する慈善団体”OzHarvest“に提供されるとの事。
この映像はUbisoftのモントリオールスタジオのスタッフ達がゲーム開発のエピソードを愉快な映像作品にした”When You Become”のエピソード2「Sparkling Water for Rainbow」です。なお、出演しているほとんどのキャストが実際のモントリオールスタジオのスタッフから構成されており、映像にはインタビューやデベロッパーズダイアリーなどでも登場するスタッフ達の別の顔が垣間見られる内容になっています。
初回のエピソード1ではAssassin’s Creed: Xの企画会議でもう暗殺や戦い、憎しみに人殺し、そんなのは沢山だ!と考えたスタッフが”最もよき事”をアイデアの主軸に据え、敵に花を渡そうというアイデアの為に奮戦する不思議な動画でしたが、今回はモーションキャプチャーでの演技についてゲーマーからは見えない暗い別の側面を(愉快に)描いたおもしろ映像となっています。
エピソード2″Sparkling Water for Rainbow”はとあるRainbow Sixのモーションキャプチャーに取り組むアクターを描いた物で、内容は英語ながら見るだけである程度理解出来る判りやすい内容となっています。アグレッシブなモーキャプアクターとは対照的に素人とは思えないスタッフ達の冷め切った良い顔は必見。
さらに今回はサプライズゲストも登場、モーキャプアクターのアシスタントをオーバーアクションで熱演するのは、かつてモントリオールスタジオのCEOを務め、現在はJade Raymond氏と共にトロントスタジオでAAAタイトルや新規IPの開発に従事するYannis Mallat氏。とてもかつてのスタジオボスとは思えない熱演を見せています。
その他スタッフも含め驚く程にクオリティが高い事に加え、これを何の為に作ってるのか”一切意味が判らない”所がUbisoftの底知れ無さを感じさせる素晴らしい映像となっています。次のエピソードも楽しみ!です。
みんな大好きウーヴェ・ボル!先日はボルの野郎の新作ヒーロー映画「Blubberella」のちょっと良さげなトレーラーを紹介しましたが、割と普通に面白そうな作品に見え、ボルも大人になったかと思ったものですが全く以て勘違いだった模様です。
先日”エクスペンタブルズ”への出演でも話題になったドルフ・ラングレンが新たにボルの新作でダンジョン・シージの映画化作品である”In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale”の続編「In The Name of the King 2」に主演する事を明かし、ボルが予定している驚愕のシナリオの一部を明らかにしました。
ドルフ・ラングレンによると前作で主人公を務めたジェイソン・ステイサムを始めとするキャストは一切登場しないとの事で、前作の舞台となったEhb王国は既に滅亡、ジェイソン・ステイサムが演じたEhbの王Farmerの息子であるドルフ・ラングレンは王国が滅亡する直前に最後の王位継承者として未来へ送られる事に……。
現代へとタイムスリップしたドルフ・ラングレンは、警察官として暮らしますが、ある晩、忍者が彼の家を襲撃、撃退に成功したものの時空の渦に飲み込まれてしまう。……という事で本作はドルフ・ラングレンがタイムトラベルを経て、忍者と戦い、最後の王位継承者として王国の再建を目指す、という謎の物語が展開される事となるようです。
ボル、これダンジョン・シージだよ!と突っ込んでも無駄な事は重々承知ですが、まさかここまで斜め上とは。しかし毎度不思議に感じるのは、ボル映画のキャストに見られる中途半端な豪華さ!ドルフ・ラングレンはこのインタビューの中で”エクスペンタブルズ2″への出演も示唆しており、余計にこのコントラストが愉快に感じられると同時に、腑に落ちる部分も多いのはやはり”エクスペンタブルズ”(消耗品の意)としての業の深さが成す技といったところでしょうか。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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