先日、ARGサイトから発見されたキャンペーンの主要キャラクターに関する話題をご紹介した「Call of Duty: WWII」(コール オブ デューティ ワールドウォーII)ですが、E3のマルチプレイヤーお披露目に注目が集まるなか、Michael Condrey氏がファンの質問に答え、本作のマルチプレイヤーに女性兵士が登場すると明らかにしました。
また、爆撃機や戦車など本物にこだわったSledgehammer Gamesのサウンド開発に関する話題が報じられています。
@indy8818 Yes, for sure!
— Michael Condrey (@MichaelCondrey) 2017年4月30日
■ “Call of Duty: WWII”のサウンド開発について
- Sledgehammer GamesのオーディオディレクターDavid Swenson氏によると、“Call of Duty: WWII”のサウンド開発にあたって、可能な限り本物の音を利用するために様々な取り組みを進めたとのこと。
- バンカーの内部で、プレイヤーがヘルメットを掴み相手の頭部を殴るシーンでは、実際にコンクリートの壁に囲まれた軍事施設へ赴き、バンカー内でヘルメットを落とした音や反響、様々な装備が発する音を録音するなど、ゲーム内のシーンに近い状況の再現に奔走した。
- 戦車の砲撃によって森の木々が粉々に破壊される音は、森で折れた幹や枝を集め、スタッフがこれを大きなハンマーで何百回も打ち付け、砕け散る音を録音したほか、残骸が雨のように降り注ぐ音を再現するために、マイクを持ったサウンドデザイナーに木の破片を投げつけたとのこと。
- お披露目トレーラーにおいて印象的に用いられていた荒い呼吸音は、静かな録音環境で俳優達が発する呼吸音を数多く録音し、これを元にゲームの状況に応じた呼吸音を生成するプロシージャルシステムを構築し出来上がったもの。
- 戦車については、実物を所有するオーナーの協力を得て、デトロイトディーゼルの2ストロークエンジンや、車体の金属的なきしみ、内部の反響、走行音など、多数のサウンドを録音したほか、廃墟を利用し戦車の激突によって生じる破壊音も録音された。
- トレーラーに登場した鐘楼の崩壊シーンは、多彩な木材の破壊音と重い鍋を落とす音、さらにゴムでコーティングされたバイク用ワイヤーロックを打ち付ける音を組み合わせて再現された。
- 飛行機や爆撃機については、第二次世界大戦時の機体が空港から数多く離陸するイベントを見つけたものの、連邦航空局と空港が滑走路への進入を許可しなかった。David Swenson氏は、Googleマップをチェックし滑走路に近いゴルフコースを発見。氏はゴルフバッグにレコーダーを忍ばせ、一日中(滑走路に近い)3番ホールを繰り返しプレイしながら、異なる爆撃機のサウンドを入手した。なお、戦闘機についてはマスタングのエアレース会場へ赴き録音を行ったとのこと。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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