Rocksteadyが開発を進めている期待のシリーズ続編「Batman: Arkham City」、プレイヤーがバットマンとしての望む全てを体験できる事を目指し、前作の4~5倍にも匹敵する広大なオープンワールドや、戦闘システムを始めとしたゲームシステムの改善、そして数々のヴィラン達が登場する夢のバットマンゲームとなっています。
まだ多くの謎に包まれたBatman: Arkham Cityですが、RocksteadyのマーケティングマネジャーDax Ginn氏がCVGのインタビューに登場し、前作の分析と共に今作に用意された様々な改善や取り組み、そして気になるゲームシステムや物語の背景など興味深い内容を語りました。
今回はその内容から判明した新情報や、先日から明らかになっている幾つかのニュースをまとめてお届け、ますます続報が楽しみな内容となっています。
Dax Ginn氏はインタビューの中でオープンワールドとなるArkham Cityの屋外レベルがストリーミング技術により完全にロードのないシームレスな世界が実現していると明言、技術的にも巨大な挑戦だったとアピールしています。
なお、屋外から屋内、或いは屋内から屋外への移動時にはローディングが発生するとのことですが、全体の80%に及ぶミッションが屋外レベルで発生するとの事前情報もあり、かなり快適なプレイが楽しめることとなりそうです。
さらにDax Ginn氏は前作”Arkham Asylum”について、ゲームプレイが余りに線形だったとの見解を明らかにしています。あれで線形と言われるとぐうの音も出ないデベロッパが山ほど存在するような気がしますが、リニアな物語だったのは確かに事実です。
Ginn氏はそのリニアさがプレイヤーを物語に集中させる事が出来たと理由であると認めつつ、今作ではオープンワールドが故にプレイヤーがどこへ向かっているかも判らない状態であることから、プレイヤーに物語を投げかける構造に変更していると明かしています。
あまりに極端な自由さはプレイヤーに対して不安を与える要素にもなりかねませんが、Rocksteadyはこれに対して周辺の会話全てを監視するシステムを導入しているとのことで、これにより自由をもてあます問題にも解決を見ている模様です。
前作”Arkham Asylum”ではいくつかのボス戦において少々残念なシーンが見られましたが、Dax Ginn氏はRocksteadyがこれを認識している旨を明かし、Batman: Arkham Cityでは開発のスタート時からボス戦をよりエピックな展開にするための計画が練られてきたと明かしています。
Ginn氏はBatman: Arkham Cityがゲーム全体にわたってクライマックスを必要としていると述べ、今作の開発ではより多くの開発時間をボス戦に費やしており、ボス戦開発を専門に取り組むスタッフが存在しているとアピール。その詳細についてはまだ開発が進められている最中で、今後さらなるテストなどを行った上で明らかにすると語っています。
さらにインタビューでは本作に登場するヴィランについても言及が見られ、Arkham Cityはヒューゴ・ストレンジ教授とジョーカー、そしてトゥーフェイスが率いる3つの勢力に大きく分類され、党派間の権力闘争が繰り広げられていることが明言されました。
さらにこの権力闘争はダイナミックに勢力図を変化させており、数時間前までジョーカーの領域だったエリアが、その後トゥーフェイスのエリアに変化しているような様子が確認できるとのこと。
余談ですが、海外でヒューゴ・ストレンジ教授のボイスアクトがクリストファー・リーではないかとの噂が注目を集めていましたが、Ginn氏がこれをきっぱりと否定、しかしそれ以外に著名な人物が参加しており、こちらも後々発表されると明かされています。
また、先日にはワーナーブラザーズが新しいバットマン関連と思われるドメインを複数取得、まだ詳細は一切判りませんが、ハッシュやレッドフード(過去のジョーカー、或いは2代目ロビン)などの名前も確認でき、新作の存在を示すものか、それともArkham City関連なのか、とても興味深いリストとなっています。
- BatmanHush.com
- BatmanHushGame.com
- BatmanImpostors.com
- BatmanKnightFell.com
- BatmanRedHoods.com
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。