昨晩遂に初のトレーラーが公開され、Grand Theft Auto IIIにも登場した都市サンアンドレアスが舞台となることが明らかになった「Grand Theft Auto V」ですが、1分半程度のトレーラー映像に収められたシーンの数々には物語の背景やゲーム性に関する具体的な示唆などが膨大な量で描き込まれており、既に多くの解析が海外で進められています。
今回は昨晩お知らせした内容よりもさらに踏み込んだ舞台背景や登場人物に関する考察などをイメージと共にご紹介します。
現在海外ではトレーラーにちらりと登場し、ナレーションも担当した不機嫌そうな年配の男がVice Cityのメインキャラクターを務めたトミー・ベルセッティその人ではないかとの憶測が注目を集めています。確かに後退気味の髪型や不機嫌そうなルックスなど、外見に幾つかの類似点が見受けられる今回の登場人物はナレーションで自身が良い父親になるために“リタイヤ”したと語ったことから、子供を持っていることが判明し、多くの情報サイトでトミーの帰還だと報じられました。
しかし、今回登場したナレーションがTommy Vercettiを担当したRay Liotta氏によるものとは思えないこと、そしてトミー・ベルセッティが1951年生まれの設定であることから、今回のトレーラー映像に見られた舞台が限りなく現代に近い様子を鑑みると、トミーの年齢は既に60歳近いことが明らかです。
Rockstar GamesがGrand Theft Auto Vの開発において過去タイトルのキャラクター達に関する描写を盛り込むことはこれまでの例からも間違い無い要素の1つと考えられますが、一先ず今回登場した主要なキャラクターと見受けられる男はトミー・ベルセッティではないのではないでしょうか。
海外ではTommy Vercetti説以外に、今回のトレーラーに登場した人物の正体についてGrand Theft Auto IIIの寡黙な主人公クロード・スピード(※ 本名が判明したのはVice City時)ではないかとの憶測も登場しており、年齢もトミー・ベルセッティより若く、先日シリーズ10周年記念としてアナウンスされたiOS版Grand Theft Auto III登場のタイミングなどに関連性を指摘する声も上がっている模様です。
また、今回のトレーラーにはロスサントス東部のグローブストリートに面していた“Grand Theft Auto: San Andreas”の主人公カール・ジョンソン(※ CJ)の家が売家として描かれており、再登場の可能性を指摘する声が上がっています。
さらに、赤い車に乗った人物、或いは警察に追われている若者がCJではないかとの憶測も登場していますが、時系列を考えるとCJにしては余りにも若々しく描かれており、こちらも恐らくCJでは無いと考えられます。
さらに、トレーラーに登場したストリートで酒を買う小銭を乞うキャラクターが“Grand Theft Auto : The Ballad of Gay Tony”の最後にダイヤモンドを発見したJimmy Kapowitzではないかとの推測も登場しており、ゲイ・トニー時のイメージと並べると服装や外観共にかなり似ている様子が感じられます。
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