先ほどPC版“I Am Alive”リリースの可能性がまだ残されているとお伝えしたばかりですが、I Am Alive同じくUbisoftが開発を進めているGhost Reconシリーズ最新作「Ghost Recon: Future Soldier」のPC版が発売中止となったことが同社のアナウンスから明らかになりました。
これは昨日PC Gamerが掲載した“Ghost Recon Online”のプロデューサーを務めるSebastien Arnoult氏のインタビューが発端となったもので、Sebastien Arnoult氏はPC向けの基本無料プレイタイトルとしてリリースされる“Ghost Recon Online”のF2Pモデル採用が著作権侵害に対するカウンターであると明言、Ghost Recon: Future Soldierはコンソールでのみリリースされると語りました。
その後、UbisoftがEurogamerの確認に対し“Ghost Recon: Future Soldier”のPC版はそもそもアナウンスされていないと発言、PC向けにはGhost Recon Onlineが用意されていると、Sebastien Arnoult氏の発言を裏付ける回答を行っています。(※ なお、PC版については発表時にUbisoftの開発者がリリースに言及しており、具体的な続報は無かったものの公式フォーラムにその足跡が多く残されています)
なお、Sebastien Arnoult氏はPC GamerのインタビューでPC版のリリースを断念した理由について“私たちの消費者のうち95%が著作権侵害を行うことを知っている”と語り、考えを変えてこういった状況に順応する必要があったと明言。以前からUbiosftが問題視しているPC向けタイトルへのスタンスをより強固なものとして提示しています。
以前から常時接続を必要とする新DRMの採用に絡んで問題が頻発しているUbisoftのPC向けタイトルですが、Arnoult氏が語った95%という数字に関する根拠も全く不明な上、DRM採用以降に発生している数々の不具合は著作権侵害を行っていない正規購入プレイヤーへの負担が増すばかりで、併発し膨れあがった問題はもはや単なる著作権侵害への対策に止まらない状況となっています。
一方で、UbisoftのAntoine Emond氏はGhost Recon: Future Soldierのファンに向け、ネット上の噂を信じてはいけない、オフィシャルな発表を待つべきだとの発言をTwitterで行っており、複雑な状況をさらに混乱させています。
大手メディアに掲載されたプロデューサーのインタビューや確認が公式なものでないとすれば、Twitter発言などは当然確度の低いアウトプットだとも言え、今後Ubisoftから今回の件について事態を収束させる“公式な”発表が行われるのか、続報が待たれるところです。
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