今年3月に開催されたPAX Eastにて2007年の初代Mass Effectローンチ以来6年に渡って展開されたシェパードのトリロジーをふり返る回顧映像も公開され、1つの節目を迎えた人気フランチャイズ「Mass Effect」ですが、BioWareは今後もMass Effectユニバースの拡張を明言しており、既にBioWare Montrealが未発表の新作開発を進めていることが判明しています。
そんな中、BioWare Montrealの新作を含むシリーズタイトルの総制作指揮を務めるお馴染みCasey Hudson氏を含む複数の開発者達がシリーズのスピンオフについて語ったインタビューがOXM最新号に掲載され、ギャレスやジャヴィック、イルーシブマンといった主要キャラクター達にスポットを当てたスピンオフ登場の可能性に関する興味深い言及が行われました。
今回のディスカッションに参加したのはCasey Hudson氏とリードライターMac Walters氏、レベルデザイナーのDusty Everman氏、プロデューサーを務めるMike Gamble氏、さらにクリエイティブディレクターのPreston Watamaniuk氏ら5人で、Hudson氏はこれまでに描かれた巨大なプロットとは全く関係の無い“シタデルで活動する私立探偵”のストーリーや、或いはC-Sec時代のギャレスを描く作品があればクールだろうと発言。
一方、Watamaniuk氏はArchangelとしてのギャレスを描くさらなる冒険や、近接戦闘にフォーカスしたクローガンのゲームもエキサイティングだと語り、お馴染みWalters氏はアリア、イルーシブマン(※ 既にファースト・コンタクト戦争時の活躍を描いたコミック作品が存在する)、Kai Lengの話も捨てがたいと説明。さらにプロセアン最後の生き残りであるジャヴィックのこれまでを描く作品もクールに違いないといった話も飛び出し、Mass Effectユニバースが今も多くの魅力的なモチーフを備えたフランチャイズであることが示されました。
今のところMontrealチームが開発を進めている新作の具体的なディテールは報じられておらず、EdmontonのCasey Hudson氏チームも新IPの開発に取り組んでいることから、彼らとの再開がすぐに果たされる可能性は低そうですが、開発者のみならず多くのファンも切望するこういったアイデアが実際に具体化されるか、今後の動向に期待したいところです。
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