先日、PS4対応も正式に発表され、対応プラットフォームが出揃ったInfinity WardのCoDシリーズ最新作「Call of Duty: Ghosts」ですが、お披露目以降大きな人気を博しているわんこに関するディテールや新エンジン、新Kinectへの対応など、幾つかの新情報が明らかになっています。
多国の大量破壊兵器により崩壊したアメリカにおいて、様々な特殊部隊の生き残りが徒党を組んだ抵抗勢力“ゴースト”ですが、このゴースト部隊の一員である軍用犬の首輪にアメリカ陸軍総軍の3rd Infantry Division(第3歩兵師団)のものと思われる師団章が確認され注目を集めています。
また、EurogamerによるZach Volker氏のインタビューから、ゴースト部隊の軍用犬を演じているNavy SEALsを退役した本物の軍用犬の名前が“コリン”君であることが判明。Infinity Wardにとっても初めての試みとなる犬のフルモーションキャプチャーがアニメーションリードとして最も挑戦的な仕事だったと語ったVolker氏は、コリン君の体温がキャプチャースーツの着用によってすぐに上昇してしまうことから、長い休憩時間が必要であることや、キャプチャースーツではカバーしきれない耳や頭、足先など、重要な部分には反射テープを用いたことなど、撮影時の興味深いエピソードを明らかにしました。
なお、Infinity WardのコミュニティコーディネーターCandice Capen嬢によると、コリン君が演じるゲーム内の軍用犬の名前も近く発表予定とのこと。
@paulfierce we’ll announce that soon!
— Candice Capenさん (@candyslexia) 2013年5月23日
先日Microsoftが開催した次世代Xboxイベントにて、本体と新型Kinect、新型コントローラーを1つの製品にまとめたオールインワン次世代機として発表されたXbox Oneですが、Venture Beatのインタビューに応じた、Activision PublishingのボスEric Hirshberg氏が来るXbox One版“Call of Duty: Ghosts”がこの新型Kinectに対応すると明言しました。
Xbox One版Ghostsが新型Kinectのボイスコマンド機能を利用すると明かしたHirshberg氏は、新型Kinectの精度と応答性レベルの改善が非常に優れたものであることを述べ、来る新機能を単なる目新しさとして利用するのではなく、ゲームプレイをより良いものにするための実装を行うとアピールしています。
先日のお披露目から判明した多様な映像表現の強化(※ Sub-Dや新スキンシェーダー、ディスプレイスメントマッピング等)と次世代機対応を含め、大きな注目を集めていた「Call of Duty: Ghosts」の新エンジンですが、一部報道で完全な新規エンジンとも報じられたエンジンが実際には初代CoDに用いられたid Tech 3の改造版から連綿と続くIW x.0、MW3 Engineの流れを汲む改良版のエンジンであることが明らかになりました。
これは、Infinity Wardのアニメーションリードを務めるZach Volker氏がOPMのインタビューで明らかにしたもので、氏は2年のサイクルでエンジンを完全に作り上げることは不可能だと説明し、拡張版エンジンが新エンジンと呼ぶに相応しい重要なアップグレードを内包しているとアピールしています。
大幅な映像表現の強化やAIの改善を伴い次世代機対応を果たす“Call of Duty: Ghosts”ですが、過去のシリーズタイトルと同様に60fpsのスムースな動作が明言されており、ストリクトなビジュアル表現よりも、これまでと同様それなりに演算コストの安い手法と強化のバランスをとりながら、CoDに足るゲーム性を担保する様々な工夫を凝らしている様子が窺え、実際のゲームプレイがどのような仕上がりとなるのか、今後の動向に注目が集まるところです。
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