「IGF 2014」のエントリー作品が遂に1,000タイトルを突破、学生部門のエントリーは350作品を超える規模に

2013年11月12日 16:31 by katakori
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「IGF 2014」

例年インディーゲーム最大の祭典として大きな注目を集めるIndependent Games Festivalですが、来年3月17日から21日に掛けてサンフランシスコで開催される「IGF 2014」のエントリー作品が早くも1,000タイトルを突破し、同イベントの記録を更新したことがIGFの発表から明らかになりました。

また、年々大きな盛り上がりを見せる学生部門のエントリーは遂に350作品を超える規模となっており、ワシントン大学のPaul Morse氏とDuncan Drummond氏がkickstarterで初期ゴールの4倍を超える3万ドルの資金を調達したローグライクアクション“Risk of Rain”や、ユトレヒト芸術大学のOstrich Banditos氏が開発を進めている西部劇テーマのアクションアドベンチャー“Westerado”といった注目度の高い作品が含まれています。

さらに、Oculus Riftをゲーム内に登場するデバイスに見立てセカンドディスプレイとして利用する南カリフォルニア大学のAlexa Kim氏とScott Stephan氏による一人称視点の探索ゲーム“Anamnesis”や、UCLA Game LabのPeter Lu氏とLea Schonfelder氏がKinectを利用し開発したダンスゲーム“Perfect Woman”といったVRやモーション技術を利用する作品も登場しているほか、マイアミ大学とアメリカン大学の学生により構成されるMacabros Gamesがエドガー・アラン・ポーの短編“暴露させる心臓”をモチーフに製作した“E.A. Poe’s Tell Tale Heart”や、マイアミ大学のJames Earl Cox IIIがアンブローズ・ビアスの短編小説“アウル・クリーク橋の一事件”をモチーフに製作した“An Occurrence at Owl Creek Bridge”など、クラシックな大衆小説をテーマに扱う原作物など、非常に意欲的な作品が並ぶ状況となっており、今年は一体どんな注目タイトルが誕生するのか、来年3月の授賞式開催が今から待ち遠しいところです。

ローグライクアクション“Risk of Rain”
西部劇テーマのアクションアドベンチャー“Westerado”
Oculus Riftをセカンドディスプレイとして利用する一人称視点の探索ゲーム“Anamnesis”
Kinectを利用し、魅力的なナラティブや選択要素も備える“Perfect Woman”
ポーの短編“暴露させる心臓”をモチーフに製作された“E.A. Poe’s Tell Tale Heart”
アンブローズ・ビアスの短編小説“アウル・クリーク橋の一事件”をモチーフにした“An Occurrence at Owl Creek Bridge”

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