先日、Microsoftが“Gears of War”フランチャイズの取得を発表した際に、看板フランチャイズの手綱をRod Fergusson氏へと手渡すことで新たな計画に注力出来ると強調していたEpic Gamesですが、本日GDC会場で行われたAnimation Bootcampパネル“Animation Prototyping for Games”にEpicのリードアニメーターJay Hosfelt氏が登壇し、新作のプロトタイプ開発について解説を行うなかで、開発中の新IPに使用しているキャラクターの3Dモデルを提示。このモデルが2011年にお披露目された“Samaritan”の主人公に酷似していると注目を集めています。
パネル中に提示されたキャラクターは、ロングコートやくわえタバコ、リボルバー風の武器など、Samaritanの主人公と同じ特徴を備えていますが、Samaritanとの関係に関する言及は行われず、まだ名前も決まっていない新IPに登場するキャラクターであることのみが明かされたとのこと。
なお、今回のパネルはタイトル通りゲームのプロトタイプ開発過程におけるアニメーション製作にスポットを当てたもので、UE4のオブジェクト指向アニメーションツールを利用することにより、次世代化に伴い複雑化/高精細化する各種アセットの完成を前に様々なデザインアイデアを試みることが出来るほか、Gears of War 3では12週間も必要だったアイデアフェーズから初期のプレイアブル段階までの過程が、現在では僅か1週間で実現出来るといった解説が行われました。
余談ながら、2011年に映像が公開された“Samaritan”については、かつてPrototypeのリードデザイナーを務め、昨年Batman: Arkham Originsの開発を率いたEric Holmes氏が一時Epicに在籍していた際にCliffy Bと共に取り組んでいた新IPだという噂も囁かれていました。(※ 元々Eric Holmes氏はCliffy Bに口説かれてEpic入りしたことが報じられていた)
また、Epic退社後に自らのBlogで過去を振り返ったCliffy Bは、“Samaritan”が単なる技術デモではなく、抜群のストーリーを持つ完全なゲームだったと語ったものの、その後該当部分の記述のみが削除される事態となっていました。
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