昨年4月、31年にも及ぶスタジオの歴史に幕を閉じ、ライセンスビジネスへと移行したかつての名門LucasArtsですが、新たに内部開発の終了に伴いキャンセルされた“Star Wars 1313”をはじめ“Star Wars: First Assault”、“Star Wars: Battlefront III”といった未発表タイトル以外に、ダース・モールを主人公とする「スター・ウォーズ」タイトルが存在していたことが判明し、かなり開発が進んでいた様子が窺えるゲームプレイフッテージが登場しました。
これは、本日発売を迎えたGame Informer誌が11ページに渡って掲載したキャンセルタイトルの特集記事から浮上したもので、多くのライセンスタイトルを手掛けるRed Fly Studioが2011年頃に開発を手掛けていたPS3とXbox 360、Wii U、PC向けのタイトルだったとのこと。
Game Informerの報告によると、LucasArtsからのオファーを受けたRed Flyが2010年10月にプロトタイプを開発し始めたものの、その後ジョージ・ルーカスが本作をダース・モールとダース・タロン(※ トワイレックの女性シス)を主人公とするCo-op作品にしたいと希望したことから、Red Flyがこの要件を満たすべく新たな開発を進め、LucasArtsもRed Flyの買収を一時考慮したものの、これらの取り組みが結実することはなく、2011年6月後半にプロジェクト自体がキャンセルされたとのこと。
なお、Game Informer誌にはダース・モールとダース・タロンがDark Horseのコミック版に登場するダース・クレイトのシス勢力と戦うプロットの概要や、バウンティハンター・ギルドとの対立と言ったディテールや大量のアートワークが掲載されており、改めてLucasArtsの閉鎖が惜しまれる興味深い内容となっています。
余談ながら、ダース・モールが登場するキャンセル作品として、ベテランJosh Tsui氏率いるStudio Giganteが初代Xbox向けに開発を進めていたスター・ウォーズの格闘タイトルが存在したことが知られており、キャラクターモデルやモーション、レベル環境に幾つかの共通点が見受けられるフッテージが登場していました。
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